行政との折衝には途方もなく長期間を要する

2004/09/14 (Tue)
行政との折衝には途方もなく長期間を要する行政とは途方もなく多忙な所であるか、それとも能力に限りある人材の集団的職場であるか。
一般的な判断から「これほど時間が介在する難問題」だとは思ってもみなかった。1つの質問をすれば答えは60日以内の回答となる、11月の問いにたいして答えは来年1月となる勘定だ。
目と鼻の先での質疑応答だが、地球の裏側、ブラジル政府と質疑応答を繰り返しているようなものと時折、錯覚することがある。
住民監査請求を提出したのは8月26日だから10月26日までに結果が出るという具合だ。今月末に第2回目の住民監査請求を行なうから、11月末が返答となる。
たとえ監査委員の勧告が出たとしても、必ずしも行政側が従うというものでもあるまいから本会の主張は無為になることも覚悟の上での運動である。
しかし、市民各位に考えて頂きたいのは、多額な借財を抱えた上に他市以上に疲弊し、活性しない米沢市が、当然、入るべき金を何故に捨てようとするのか。しかも随意契約による高額だと思える収集運搬料を支払ってだ。
本会は周辺他町村並にすべきではないかと提言しているだけのことで、今日にでもやる気さえあれば改革できる単純な作業であるにもかかわらず、頑固に改めようとしないのは何故なのだ。
「官は民よりも上なり」だとする奢りが米沢市を疲弊させているのではあるまいか。現にわが市を死人の町に仕立てた責任は行政にあるのだ。
「国家人民の立てたる君にして、君のために立てたる国家人民には之無候」
鷹山公の教えは地元米沢市では生かされていないのだ。

「鬼の会」結成一周年に思うこと≪ | HOME | ≫悪の温床「随意契約」(9)
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)