悪の温床「随意契約」(9)

2004/09/13 (Mon)
悪の温床「随意契約」(9)一般廃棄物収集運搬委託料、年間2億5千5百万円が競争原理の働かない「随意契約」により、特定業者と締結されている。
今年5月以降、鬼の会は「経費節減を考え、適正な競争原理の働く発注方法を取り入れるべき」と安部三十郎米沢市長に建白書をもって訴えてきたが、市民の声など馬耳東風であり、次のような民間人には到底理解出来ない答えが返ってきた。
1、安全確実に業務が遂行出来れば、経済性は考えなくても良い。
2,競争原理の働く発注方法を取ると、委託された業者は不法投棄をする恐れがある。
3,委託料は適正な額であり随意契約で問題ない。
鬼の会は反論する。
1,法は守るべきである。(地方自治法第2条14項)「地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果をあげるようにしなければならない」と法は定めているではないか。
2,悪い事(不法投棄)をする恐れのある業者に、何故業務委託しなければならないのか?
即刻、良心的な業者と入れ替えるべきである。
3,適正な額と言うのなら、その積算基準を情報公開し、市民の理解を得るべきである。
上記1、2、から、市は不当な契約を行ったと考えられる。よって当会は「随意契約」の是非を問うべく、然るべき措置を手続き中である。
3,については当月15日、審査会において意見陳述を行うため資料作成中である。
-続く-

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