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悪の温床「随意契約」(6)

kage

2004/09/10 (Fri)

悪の温床「随意契約」(6)
情報公開を拒む市当局

◎8月19日「異議申立書」の回答届く。
7月15日提出した「異議申立書」に対する回答書が、米沢市長 安部三十郎名で郵送された。
以下、市当局が情報公開しない理由を述べた、回答書の全文を掲載する。

 当該委託契約の場合は、本市では「設計額又はそれに準じる額」を算出し、その後「予定価格」を設定し、次に業者から「見積書」を徴取し、「予定価格」と「見積書」による額とを比較し「契約額」を決定する。その際、「見積書」の方が安ければ「見積書」による額が「契約額」となり、「見積額」が「予定価格」を上回った場合は予定価格により近づけるよう話し合いを行い「契約額」を決定している。

 「設計額又はそれに準じる額」は換言すれば当該業務の「定価」であり、その「原価計算書」が今回情報公開請求された「計算書」に相当するものである。「予定価格」は、「設計額又はそれに準じる額」を基準としながら、それを下回る額あるいは同額で設定し、値引いた額を「歩切り」という。業務を委託する場合、前述したとおり「予定価格」の方が安ければ「予定価格」が「契約額」となり、その場合、計算された「定価」そのもので契約するのではなく、一定程度の企業努力をしていただくことを前提にしているから「歩切り」を行っているところである。なお、「歩切り」がなされても、Oから数パーセント以内で行われることから、廃棄物処理法施行令第4条第5号による「委託料が受託業務を遂行するに足りる額」であると考えられる。

 本市においては、工事及び工事関連業務委託以外の業務委託の場合は契約前、契約後ともに「設計額又はそれに準じる額」は公開していない。「設計額又はそれに準じる額」を公開しないのは、これまで随意契約していたが今後契約方法を変更する可能性もあることから、公開することによって「契約額」が高止まりするのを防ぐためである。また、「原価計算書」には、「単価」、「歩掛り」が記載されていることから、類似の委託業務を発注する際に、「設計額又はそれに準じる額」を類推されることを防ぐためである。

 以上のことから、米沢市情報公開条例(昭和6年条例第26号)第6条第4号により公開しないことと決定したものである。

 なお、山形県においては、工事及び工事関連業務委託における単価及び歩掛りを公表しているが、それ以外の業務委託の場合で以後の契約に影響を及ぼす恐れがある場合は単価及び歩掛りを公表していないとのことである。本市においては、工事及び工事関連業務委託の場合、契約後は「予定価格」及び「契約額」を公開するが、契約後であっても「設計額又はそれに準じる額」を公開していないところである。

◎このように、市当局はあくまで情報公開を拒むつもりである。
しかし、上記回答書には大きな錯誤と矛盾があり到底納得出来るものではない。
そして鬼の会は「米沢市情報公開・個人情報保護審査会」へ、意見書の提出となるのである。
-続く-

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kage


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