悪の温床「随意契約」(4)

2004/09/08 (Wed)
悪の温床「随意契約」(4)議会質問の壁
市議会とは、国会のように、議員が持てる時間内に何度も質疑応答が出来るのではなく、1議員による質問が3回、行政側答弁が3回で終わるのである。
1回目の議員質問は、あらかじめ行政側に提出されているので、充分に時間をかけ「○○法第××条により」等の文言をちりばめた答弁書を用意し議場に望めば、法の専門家ではない議員による次の質問の矛先はどうしても鈍いものとならざるを得ない。
6月議会において吉田一明部長はこのテクニックを弄し、何とか体裁を繕って答弁した。が、佐藤忠次議員の『随意契約によって締結された収集運搬料金は「受託業務を遂行するに足りる額」を基準にしたと言うが、その積算基準の明細は?』との質問に、同部長は勘定科目名を述べただけであった。後にこの答弁は問題となるのである。

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