住民監査請求のために奔走中

2004/07/31 (Sat)
住民監査請求のために奔走中市が回収した有価資源物や、諸悪の根源と言われる「随意契約」をめぐって住民監査請求の手続き中であるが、請求のために用意しなければならない書類を集めるのが大変な仕事であることがわかった。
まず、公開条例に従い、市に対して必要書類を公開するように手続きをする。公開は手続き完了後、2週間となるが、行政側は要請された書類を全部公開するわけではなく、要求した肝心要の書類は絶対に公開しない。
その理由を問えば貝のように口を閉ざして絶対に理由は言わない。そこで鬼の会は「不服申立て」をしたが、その結果は60日後となる。
60日を待って書類を整えて行政監査となるが、結果がでるまでにどれほどの労力と期間が必要なものであるか、行政の厚い壁を感じているところだ。
闘いで知り得たことは、いかに行政の対応がスローであるかということだった。
住民監査請求は、予算執行に関しては1年で時効となる。こんなことでは住民が市政に不服を申し立てても、呆れ返るほどのスローモーさに付き合っていられないと、諦めるように行政のシステムは出来上がっているのだ。
8月に予定していた「500人集会」もこれだけの期間を要する行政のシステムに翻弄されながら、闘いは続けられているが、市民の皆さんへの報告は8月には出来ないことが明確になった。
石橋を叩いても渡らないとする銀行と違って、行政には公僕だという認識が必要であるが、その考えは毛頭なく、常に市民側に立った考え方はしないのである。
もし行政側にやましい所が無いのであれば、予算編成時に金額をはじき出した計算基準など、何故市民に公開出来ないのか?
出せない理由にこそ疑惑が残り、書込氏が問うている「噂の根源」もこの辺から生じやすいのではないか、素直な対応に期待するものだ。

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