住民監査請求する理由

2004/07/10 (Sat)
当ホームページで、「米沢市が回収した有価物資の代金は、過去5年間で2億数千万円、今後安部三十郎政権中2億数千万円、合計5億円」の扱いに疑惑有りと報じてきた。その件に付、市長に直談判をし、且つ議会でも審議されたにも関わらず、改善の兆しは微塵も感じられない故、鬼の会は住民監査請求をする準備に入った。この事を広く市民に周知してもらうべく「米沢新聞」に投稿したところ7月8日に掲載されたので目にされた方もおられると思うが、その全文を下記に記す。
【米沢新聞・読者の声】
現在、私は個人的に住民監査請求の準備中である。市民の誤解を招かないためにも概要を説明しておく次第。
古紙価格は国際相場の高騰が続く中、多くの自治体では市民から集めた古紙を売却し、その売却益を歳入に繰り入れ活用しているのが常識となっている。
福島市では年間六千万強が古紙の売却益となり、隣地区の長井市・飯豊町・白鷹町の場合、収集運搬業者に競争入札制度を採用した結果、収集運搬費がゼロになったばかりか年間三百万円の歳入となる。
小国町では収集運搬費を年間一千六十五万円が競争入札の結果、なんと百四十万円に激減した。
この事実を踏まえて米沢市も競争入札によって公平を期すべきだと申し入れた。ところが、行政は頑として言を左右に多額な収集運搬費を払いつづけている事実。
市民共有の財産をこともあろうに収集業者に勝手な処分をさせてきたのである。
その額、小生の調査で五年間で約二億円強だ。他市では歳入扱いだが米沢市は価値あるものの活用する知恵すらなく、ただ業者の懐に捨ててしまったことになる。
六月の議会で二議員が古紙問題を追求したが裁量者の市長は何も答えられず担当部長が意味不明の法律論を棒読みして議員の追求をかわし制度を変えようとする意識はサラサラなく議員を瞞着する態度に徹していた。
市民の共有財産ともいうべき巨額な価値を生み出した古紙代金二億円の行方を明らかにするとともに、巨悪の根源だとするかぎられた業者との随意契約を廃止して他市にならんで公平な競争入札を取り入れ米沢市の財政に活用することを提唱しつづけているが今もって提案を無視しつづけているのはなぜか?
議会では議員の質問に答えて市民性悪説をまくしたてる担当職員。
これには傍聴席にいた三十名からの市民が激怒する始末だ。市職員の不祥事が続いている今日、反省どころか市民無視の行政態度が続けられている。
市長室の壁に「自由の風」なる奇妙な旗が飾られている。どんな展示物も市長裁量で展示できるものらしい。あの旗は市長個人の選挙用の旗印であろう。市庁舎を訪問される客にはすこぶる評判の良くない行為だ。
どうしても必要なブースだというならば「国旗」もしくは 「米沢市の旗」を掲げるべきであろう。
現在、一般廃棄物収集運搬許可業者が米沢市に十三社あり鉄の団結で米沢市に圧力をかけ新たな 業者が許可を得て参入するのを阻んでいるとの噂もあり米沢市の行政は完全なロボット状態なのだ。
行政側もノーテンキなもので、許可を出さないのは違憲であるとの最高裁判所の判例が出ているにもかかわらず県に相談しているところだとトボケた答弁をして恥じない担当部長なのである。
答弁を回避する市長にも呆れかえるが、市職員の能力に陰りをみる思いだ。
ここで古紙二億円の追求の手を休めずこれを機に市職員の奮起をうながしたいと望んでいる。
米沢市 鈴木富夫

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