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凡人氏に

kage

2004/06/19 (Sat)

 二十代後半だという凡人氏の意見に小生の青年時代を重ねて見た。

 その頃の青年たちは時流に流されまいとして、自分たちなりの主張でゲバ棒を奮い時の政権に闘いを挑んでいた。結果は極左赤軍派による軽井沢山荘事件を最後に。社会から葬られることになってしまったが、同志の殺戮をも超越し、一途な国家論を持つ彼らを苛立たせていたのは一体何であったろう。

 米沢が生んだ英傑雲井龍雄の新政府転覆論を合わせて考えて見る。多くの雲井論者達は彼の歴史的動向を重んじるあまり雲井の生きざまに焦点を合わせることはない、が、小生は生きたままの姿を舞台上に再現しなければならぬ劇作家の使命がある。こう考えてくると赤軍派の青年らと同じ焦りが雲井を支配したものであろうか。志ざすところは青年達に共通した国家意識なのであったろう。青年達にとって、壁厚き国家権力に立ち向かうにはいわれなき己れの非力さに、さらなる苛立ちが知慮浅き暴挙と化したものであろう。

 小生は暴挙を否定しながらも、国民の苛立ちを増幅するような現政府および行政高官の奢りは、新政府時の薩摩藩に類似した自己優越主義に慨嘆するものだ。

 ところで「いかなる政治的自由があっても、それだけでは飢えたる大衆を満足させない」と言ったのはレーニンであり「議会に対しても私は、血と労苦と涙と汗の他は、私は何も提供するものを持たない」と、チャーチルは政治家というものの本質を説いた。封建的社会からドイツ国民を解放する運動に力を尽くしたベルネは、政府は帆であり、国民は風であり、国家は船であり、時代は海であると説いた。帆が追い風を受けたときに船が海の上を順調走るように、国民の支持を受けるならば政府はその時代を危なげなく乗り切っていけるという。結局、国家価値は、国家を組織する人民たちである。と、看破したイギリスの哲学者ミルの言葉に尽きるのであろう。

 さて、日本人の国家意識はどうであろうか。基本となる地方、なかんずく米沢市の国家意識はどうであろうか。凡人氏が慨嘆する公務員思考青年達の多さは国家ひいては米沢市の衰退を意味する。役人思考はいずれも後進国家の末路であり後進国家への滅びの道行きだとは思えないであろうか。 大河の流れを変革する担い手たる青年達に、そんな軟弱な思想を持った青年達がいくらいても米沢市の未来は暗い。青年達にあえて希望する。社会の不条理に対して闘う姿勢を持って青年という。若いだけで物分かりの良い老人になるなかれ。

 真のホームライフを構築しようと望むならば、社会人として良き働き手となることだ。ホームを形成しようとする男子の人格は社会生活の中で学ぶものだから。

 社会から逃避した青年から、未来を託せる人間が生まれてくるはずがない。 日本全体がB四版の狭い試験用紙に毒され、その成績如何にうわずった未来を想定しウロウロするような人間がいくら存在しても国家の安泰はない。青年達よ、なぜ汗を流すことを避けるのだ。自分で感じ取った社会の不条理に闘いを挑め。

 わがこよなき故郷は、限りなくアカの思想に染まった市長の唯我独尊によって市政が歪められようとしている。その危険性をいちはやく認識して世情にストップをかけるのだ。世界の歴史に目を向けよ。日本建国のために闘ってきた先人の精神に学ぶ努力をせよ。自分が如何に非力であるかを知るだろう。知るだけで一歩前進したことになる。そこから自分の成すべき目的が生まれてくるではないか。

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kage


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