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鬼の会座談会 米沢市長選の決定要因とは?

kage

2003/12/05 (Fri)

A氏:予想以上にうねった選挙戦でしたね。20年間の高橋市政に厭きがきたということになりますか。

B氏:不況風によって、公務員と民間人との給与格差が反発の対象にされました。それに気づかずに大久保陣営の事務所では、反発の対象になっている市職員OBらが仕切っていた。大久保夫人を「市長夫人」なんて呼んで悦に入り、余裕の選挙感覚で茶を飲んでいたからね。

C氏:肝心の大久保夫人「茶菓子は違反になるから出せない」と言って買ってこようともしない。たまりかねた婦人が「私が買ってくる」と茶菓子を買いにいって揃えるという始末だった。大久保家は地域の祭り行事にも協力しなかったと聞いているが所詮はドケチな家系なのかな。

B氏:塩井地区の人たちはそれは肯定する。大久保自身にも問題があるさ。地域の人に挨拶もしないというからね。

A氏:わたしも耳にした。こうしてみると日常の挨拶は大切なことだと思ったね。その点では高橋市長は気さくな人だった。

D氏:外ではな。市役所内部では違ったよ。市長応接室なんかではこちらが挨拶しても頭ひとつ下げない人だった。帝王学でも学んだつもりかな。明治天皇という人は、鏡に写る自分の姿に天皇自らが威厳を感じるまで謁見する場に出なかったという逸話が残っている。マサカ高橋が天皇をきどったわけでもあるまい。だが「オレはお前たちとは違う人種だ」ぐらいの思い上りは見せていたよ。

A氏:没落家具屋の悴が30年間も議員、市長暮らしをしてきたんだ。内容のない人間ほど権力の座につくとおごり高ぶるものだ。しかし、よく喋る市長だったね。

D氏:内容は別として見事な喋りだった。感心なことに常に票の重みを心配りしてたな。

C氏:同感だ。彼いわく「街の中央部の票はあてにならないが、部落の年寄りの票は固く読める票だ」とね。彼の30年間の議員哲学なんだろう。

A氏:それで部落の芋煮会などに呼ばれると欠かさないで出掛けたわけか。努力の人だったんだ。(笑い)

B氏:努力といえば安部三十郎氏だ。聞いている人もいない辻に立ってハンドマイクで米沢市のあるべき姿を話し掛けていた。近藤洋介もおなじことをして議員職を手にしたが、最初は「また落ちるくせに」と馬鹿にして通り過ぎていた人が「後で涙が出るようになっていった」と言うんだ。ボクは辻説法に出会っていないがね。

A氏:石の上にも三年か。

B氏:三十郎氏の場合は9年目の達成だ。三度立候補すると決めた三十朗氏に叔父にあたる後藤源が「どうせ泡沫候補だ。立候補をやめろ」と、なじったようだが。

A氏:高橋の子分格後藤源としては、高橋の意に背くわけにはゆかず三十郎下ろしに失敗したものの、他人の選挙をして成功したことのない源が大久保の総指揮官として、見事に敗北した。この原因は?

E氏:手前えの選挙母体はいざ知らず、本人の人相と横柄な態度が市民受けしないのさ。それに立マンの噂がいまだに払拭されていない。相手の女性は離婚されて福島市でひっそり暮らしているというのに、いまだにあの噂を肯定する五中の人たちが沢山いるんだ。落選した自民党元幹事長の例もあるのにサ。

A氏:選挙必勝法として3県議を陣営につけるという高橋幸翁理論があって、県議の取込みには成功したが大差で敗北した理由については?

D氏:高橋自身が飽きられていたんだ。大久保を擁してこれ以上の高橋院政は嫌だというのが有権者の声なき声だった。3県議に元県議、加えて近藤洋介だ。それに18市議だ。この陣立てで負けるほうがおかしい。要するに完勝ムードで議員のだれ一人として働かなかったというお粗末だよ。奢る平家久しからずさ。有権者の声を読めなかった陣営だった。

E氏:いつも賑やかな土建屋さんが動かなかった理由はなんだね?

D氏:不況風と金子・太田建設への反発だ。ある建設屋は「見積もりが漏れている。入札に指名されても相手に予定価格が漏れているんじゃ勝負にならないよ」とこぼしていうには「なぜか武田誠の数字が予定価格に近いのが不思議だ」武田誠は常に市長室に出入りしているが、ガス漏れの元凶は武田だの声もあるぞ。

E氏:武田県議は以前、南陽市長とゴルフ場建設を目論んでヤマシバ産業を起こして士地買収に失敗した。準備資金を出した群馬県の企業に返済できなくて代わりにハイジアパークを請け負わせてチャラにした。ところがハイジアパークは赤字続きで南陽市のお荷物となっている。南陽市民の「武田ゴーホーム」の大合唱に押され南陽市民の嫌われ者として撤退してきたんだ。米沢が合併で嫌われる理由のひとつだな。

D氏:武田は政治的にも節操のない人物らしい。右、左に関係なく時の首長に擦り寄って甘い汁を吸いたがる。まるでヒルか吸血鬼みたいな男だ。

A氏:武田は自民党県議の中でも最古参議員だろう。なぜ、議長になれないんだ?

D氏:自民党議員団の中では窓際族にされている。ここらでいうアブラコさ。政治生命は完全に断たれている。来期は出ないからと票田の取引きが済んだという噂だ。所詮鳩山の車押し議員でしかなかったということサ。

A氏:大久保候補の敗因は読めた。が、ところで安部氏は「市職員の給料見直しをやる」と言っているが、人事面では第一に総務部長の更迭をやってもらいたいものだ。公務員の風上にもおけない人物だ。安部氏にとってラッキーだったが、大久保敗因の元凶のひとつに六中の入札間違いがあった。間違っても「間違ってない」と突っ張り市民の怒りを逆撫でしてきた公務員としてあるまじき態度に対してだ。

B氏:当然だな。それとアルカデア構想の撤廃。工業団地に企業誘致は大切だが、企業の誘致と相俟って企業の撤退を食い止める方策はもっと大事だ。

A氏:図書館の要望があるぞ。

E氏:図書館の必要性はあるしても、昔と違って本は買える時代であり、読書離れが激しい時世だ。気軽にマンガ本や新聞を読むための図書館なら不況時代を克服したあとでいいと思う。図書を揃えるとしたら高価で市民が買えないような豪華本にしてほしいと思う。たしかに高価な刀を買うより本を揃えるという考え方には賛成する。

D氏:市民が安部氏に望むのは、20年の高橋市政と断絶した新しい風が吹き込むこと。芸術や文化にオンチだった米沢の20年間を早急に取り戻す計画。業者癒着の元凶たる箱物建設行政に終止符を打ち、まず、米沢市が抱えている借金の実情を市民に公開した上で「市民のためになるかどうか」を哲学として市政をやってもらうことに尽きると思うが、どうだろうか。

C氏:ある人たちは安部候補の当選で「ワンポイント市長だ。つまらないことすればリコールすればいい」と、負け惜しみで語っているが。

D氏:大久保事務所の離散会では、だれからもリベンジの声が上がらなかったと聞いた。

C氏:他力本願の敗北だったことを、一人一人が身にしみていたのだろう。

A氏:奢りと他力本願の敗北とドブ板選挙と辻説法の勝利だというべき選挙だった。奢りの心は自分を色盲、難聴にして声なき声に気づかなかったと結論したいが。

D氏:ちょっと待った。最後に一言いわせてくれ。選挙事務所で2度泣いた安部候補の母親と奥さんだが、このたびの開票には事務所に出ないで家の中で3度目の涙を流していたと聞いた。その涙は市長夫人などの安い涙でなく9年もの間、男子が立てた目標に向かって-途に頑張り通した男へのエールであったろうと思う。米沢市民は得難い人物を市長に据えたのだ。 (全員が拍手)

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