「鬼の会」廃棄物問題を市民と考える

2004/04/30 (Fri)
5月13日(木)市役所に隣接する市水道部1Fを臨時会場に9:30分~11:00の間、市長を交えた市当局との質疑を行なうことになった。
近年、一般廃棄物収集運搬を業として希望する事業所が多くなっているが、それには米沢市の許可を必要とする業務だ。そこで各事業所が担当部局に許可申請を試みるが、いずれも市長名による「不許可」として却下されつづけてきた。
理由は法第七条の縛りであり、米沢市は廃棄物収集運搬処理ともに現業者だけで、予想される市内の廃棄物総量の4倍もの収集運搬能力があり、新に業者を増やさなくとも「間に合っている」として新たな許可を出さない方針だ。が、業者選定や業者委託に関して不公平を欠くものであり、これまでの経過、現状を市当局から明確な説明を問い今後の一般廃棄物収集運搬処理については明朗な解決を市民ともども話し合うというものである。
問題は他市の多くは申請業者に許可を与えているが、なぜか米沢市をはじめとする置賜の市町村は希望業者に許可をしない理不尽さが目立つ。
当局は金科玉条のごとく「法第七条」を盾に、申請を例外なく「不許可」としている。あまりにも強固なガードから、背後に何があるのだろうか?風説は広がるばかりだ。
当日の出席者は鬼の会から、代表と幹事長の2名。発言は認めないがオブザーバーとして20名程度の参加は認められる。市民各層から参カロされることを希望するものだ。
市民ひとしくゴミ問題に無関心でいられる時代は過ぎた。しかも、廃棄物の再利用が叫ばれ「チリ紙交換」も活発化している現状にある。さらに古新聞紙・ダンボール雑誌など家庭では不要なものが、古紙の国際相場によって金の卵になっているというご時世だ。
不況の最中、米沢市内の古紙廃棄物を金に替えて、貧しい米沢市の歳入に繰り入れるべきだとの声が強いのだ。「鬼の会」は市井の声を取り上げる初めての行動である。

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