中央商店街の開発はどうなる

2004/02/20 (Fri)
はじめ熱心な動きを見せていた武田誠県議と山田鶏卵社長が周囲に土地をもつ庄司氏を仲間に組入れて「県が借り切るアパート構想」を画策していた。無論、欲にくらみ県の補助金目当ての構想である。企てから庄司氏は抜けたがいまもって意気軒昂な山田鶏卵社長はあきらめていないようだ。
一方通行の解除には20m幅員の道路が必要になる。大沼の通りを真っすぐに拡幅すると共立ビルの補償が莫大になる。そこでお祭り広場をかけて緩やかなカーブ状態で線引きすると問題の山田ビルが補償の対象になるという具合だ。
市の構想をいち早くキャッチできる立場にいる武田誠県議の触手が働き、黒い画策が問題となっているようだ。大沼が事業から撤退したことによって億の税金が無駄になったが、以前「大沼の出店はありえない」という小生の意見に前市長は「オレが大沼の社長と約束したんだ」と言い切ったが、大沼の事情から事業参加はありえないと信じていた。
仮に大沼の出店があったとしても肝心の商店主は保証金をもらって仕事を止める考えの主が多いのだとも聞く。ふざけた話だと思うが開発負担金に耐えられる商店主が少ないこともあるらしい。当該商店街は昔は市役所・警察署・税務署・会議所の門前町として特別努力しなくとも栄えた街ではある。
加えて有名靴屋が出店し4つの大型店が建ち並んで米沢市の一等地とだれもが羨んだ。陰りは10年後におとずれただけである。ジャスコの解体ファミリーデパートが吸収され客足が極端に減りはじめ、共立ビルの有力テナントが抜け出る至って事実上商店街が自滅してしまったという流れがある。
自浄努力もしないで米沢市の中央商店街だと自認しながら行政の手助けを待つという姿勢に共感はない。これ以上、あの街に血税を投じるのは無駄でしかないと思うのは小生だけだろうか。闇の暗躍が活躍するだけの街並みだ。

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