農協の体質は変わらないのか

2004/02/12 (Thu)
一通の電話が舞い込んできた。「農協は癒着体質から一歩も脱皮しようとしていない」という告発の電話だった。告発によると、JAおきたまの広幡支所が合併によって空き家になっている。それを改装してJA経営になるディサービス施設として活用することになったが、改装請負業者の選定をめぐる会議(経営管理委員会)が1月23日に行なわれた。席上、発注を担当していた須藤某から「今回の改装請負業者は特命随意契約として太田建設に決定してもらいたい」と発言した。常日頃から太田建設とベッタリの須藤発言とあって「それはならない、規約に則って入札で決定すべきものだ」の反対意見によって、28日現説、中1日おいた30日が入札日と決まった。正当な入札を望むのであれば、入札日まで中1日というのは業者にとって至難の業であった。が、結果は後藤組の落札となった。
が、ここに疑問があるのだという。1月23日の役員会当日には太田建設作成のエズラまで揃っていたのだと告発する。だから告発者は表向きは後藤組落札となっているが、太田建設との裏工作があったと力説するのだ。JA職員による多額な横領事件が発覚し、JAおきたまの信用がガタ落ちしている反省もなく、須藤某のような一部業者との癒着によって農協本来の信頼に傷がつき過ぎる。自浄努力を今重ねていかないとJAの未来はないと嘆く告発だった。考えてみれば農協にまつわる黒い噂は絶えないのだ。

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