山形大学医学部でも名義貸し

2004/01/24 (Sat)
朝刊を見て「ブルータスお前もか」の感を強くした。医局から慣例によって派遣された大学院生7名は東北各地の医療機関で、割りのいいアルバイト感覚で名義貸しをし高給を受けていた。しかも、なかには1日も勤務地に行かずに10万円ほどの収入をえていた院生もいる。月16日間以上の勤務実績がないのに健康保険証の交付さえ受けていたのだ。大学側は「申し訳ありません」と謝罪し関係者に厳重注意をしたとコメントしているが、サギまがいの行為をしている割合には、護送船団的な意識で甘えの体質はかわらない様子だ。名義貸しの多くは薬剤師がはじめたものだ。いずれにしても、人命を左右する、職業がもつ尊厳さは彼らの行為によって踏み躙られた。「心」の問題を第一義とすべき医師たちですらも収入でしか自分を評価できない人間に成り下がってしまったということになる。
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