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雲井祭と芸能神社修復と安置

kage

2004/01/22 (Thu)

 米沢市を初めて訪れた人々が口々に不満を述べるのは「上杉の城下町としての風情がない」という言葉だ。これは観光協会が適切に機能していない証左であろう。米沢市は元来観光行政にうとい。そして隣街の会津若松市の観光行政は凄いとただ指をくわえているだけだ。多少遅きに失した感じもするが、八幡原の企業誘致も大切だが、同時に観光客を呼び入れる観光政策が大事なことだ。

 上杉祭りや川中島模擬合戦のように、ただ観せるだけのショウでは肝心の収入源にはならない。舞台設定にも無理がある。どうせやるなら日が落ちてから始めればいい。ライトアップしたグリーンもきれいだが、鎧兜にライトがあたったことを想定してみたことがあるだろうか。加えて槍・刀がある。周辺の建物も闇に隠れて川中島の古戦場を彷彿とさせるではないか。しかも、ライトアップすることによって、参加する軍勢を三倍に観せる演出法も成り立つし、同時に宿泊客を増やすことを考えるべきであろう。

 余談になるが米沢牛肉祭りは地元の人間だけで独占するようでは何んの足しにもならない。都会の観光業者に「米沢牛祭りと宿泊」をセットにして販売することだろう。天下に知られた米沢牛の「すきやき祭り」と「吾妻名揚の旅」とでも名うって都会からの客を呼び入れる政策はどうだろうか。観光業者にしてみれば集客するにも魅力ある企画がなく困っているはずである。必ず猫にマタタビのごとく成功するのは必至だと信じている。

 新市長とその同級生たちが毎年実施している雲井篭雄祭は大々的に行なうべき米沢の鎮魂祭だ。明治政府に楯突いた米沢の英傑である。いまでも雲井龍雄のことは当市では禁句となっているが、もはや日本の代表的な人物として評価が高いものだ。雪ふる龍雄の墓前に流れる詩吟は参列者の魂をゆさぶるものがある。毎年、都会から参加する若い女性もいる。考えてみてはどうだろう。

 故木村東介氏が東京湯島にあった芸能神社を、自費で米沢市に運んでくれた神社だ。現在では参詣する人のかげもなく愛宕神社の登り口に放置されているような状態だ。木村氏は米沢市の名所になるようにと寄贈されたものだが、その活用の仕方を研究もせず放置しておくだけではあまりにも芸がなさすぎるのではあるまいか。芸能神社を米沢の観光資源材料として考えるならば活用の仕方では多くの芸能人がよべると思われる。と、同時に訪れる芸能人を見たさに集まる観光客もいる。人が集えば土産の開発は必然的に起きるものだ。城下町の風情に裏切られた観光客をもう一度呼び戻すための提案である。

 ただし、あくまでも大切なことは演出力の技量である。

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kage


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