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置賜のすばらしさ(漬け物と煮物)

kage

2003/12/30 (Tue)

 「オマエは米沢の悪口ばかりを言う。ちっとは良いところも宣伝せよ」高畠氏と同じことがしょっちゅう言われている小生だ。が、悪口を言いながら米沢に住んでいるのは米沢の食物に愛着があるからだ。まず、置賜地方の漬物の旨さは、西の京都とならび称せられ東の横綱の評価があるようだ。が、最近では漬物離れの傾向が多いようだ。置賜地方の風土が漬物などの発酵食品に適しているのであろうが、老齢化が進んでいる割合に昔ながらの漬物がお目にかかれなくなった。大きな木の桶に白菜や大根が山のように積けこまれ、凍てついた桶に浮いている残り柿を食べた思い出などが骨の髄まで染み込んでいる小生である。冬の白菜漬や盟いおみ漬、夏の丸小茄子漬などは何処に出しても置賜地方の白眉的な漬物 である。と小生は思っている。当地方の煮物も美味で奥深い食物だ。冬の暖房は炉端の薪で、もったいないからと、自在鍵に吊された鉄鍋が湯気をあげる。そこから生まれた煮物はことのほか旨かったという記憶が残っている。正月は当地方は鮭文化だから、コッパのようなトトに、鯉の甘煮が正月の定番料理だ。鯉の甘煮に関しては、鯉の消費量日本一の長野県で食べてみたが、佐久の鯉料理でさえ旨いと思って食べたことはなかった。お隣の会津若松市の甘煮も甘いだけで腹の据わりがもう一つだ。東山温泉もおなじようなものだ。 ごく最近、在京の劇作家が小生宅にきた折りに、家内が米沢地方の料理をつくりふるまったところ、いたく感激して帰っていったが、後日談として彼は米沢の郷士料理が旨かったので劇作家の会合をぜひ米沢の郷土料理を食べながら開きたいと言って寄こしている。 まず、関の釣り堀で釣りがけの「にじます」の焼きたてからはじめようと思っている。まちがっても伝国の杜に案内する気はない。土着のそばがきや牛肉たっぷりの芋煮など手間のかかる郷土料理がいいと思っている。泊りは小国町の五味沢の施設「りふれ」か中津川の自然にあふれた施設を考えている。話は飛ぶが「ラ・フランスは高畠産を送ってくれろ」と産地指名が出てくるだけ本物指向の人間が増えている現代である。そんな風士が支えてくれる置賜地方の未来は視点によっては発展する余地はある。置賜地方の為政者達の視点が都会化に縛られていたことから、足元の産業開発に気づいていなかったに過ぎないのだ。田畠が買収されることを喜びとする消極的な農業ではなく、生命の源たる食料の供給者としての誇りをもちつづけたいもので、置賜地方は日本の田舎に撤することが何よりも寛容なことだと思われるがご意見はいかに?

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