米沢の良いところをPRしたら

2003/12/30 (Tue)
高畠町に住む方からメールが届いた。「市政を改革しようとする気持ちは分かりますがダーティな部分だけを叩くのではなく、米沢市の良いところを全国に発信されることも大切かと思います」ご意見はもっともなことだと思います。しかし、鬼の会は観光協会ではなく、米沢市をPRしなければならない業務は米沢市の仕事かと承知しております。ご意見に感謝いたします。高畠町や川西町の文化行事の盛んなことは小生も耳にしており、御地の音楽会にもたびたび参上し有り難く鑑賞しております。ところで、御地と米沢市の歴史的に米沢市民気質と御地の気質に根本的な違いがあるように感じます。まず、上杉藩の中心地である米沢市と御地の隣部落が徳川家直系の天領地だったという環境があります。米沢市民は藩の中心にいたことから上意下達の風潮で固まり切っており、お上崇拝の気質になりさがっているキライがあります。御地は同じ藩に属しながら、追われた場合天領に逃げ込むという手がありました。だから必ずしも上杉藩に従属しなければという観念が薄く、その環境から藩の縛りを心底から受けとめなかったという風潮があったように思われます。したがって、御地の人間性は比較的自由闊達な人たちが多いように思われます。だから掲示板ですら活発な論戦を繰り返す人たちが少ないのだと思われます。自分の意見を堂々と人前で発言することのできないのが米沢人気質で、そのかわり裏では通用もしないような陰口がカシマシイ。それが米沢衆の体質なのだと思われます。残念ながら。
「沈黙は金」でしょうか。時にあたって「寡黙は鈍」だと思うのですが。

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