歴痴?

2014/07/29 (Tue)
歴痴?音楽が大好きと、カラオケ等でマイクを離さない方を見かけるが、中には音程のズレた歌唱力ながら御当人はトンと気づかず、得意満面で歌う「音痴」と称する御仁の存在がある。
歴史好きにも、知識が豊富であり人前でとうとうと述べるが、歴史の解釈や価値判断にズレが有り、トンチンカンな言動を行なう御仁を、小生は「歴痴」と称し、歴痴の称号に一番相応しい人物は安部三十郎市長と思っている。
◆天満神社は抜けのカラ。
市長曰く、「天満神社は歴史的価値がある」と3.3億円もの巨費を投じて、「西條天満公園」を造成したが、当神社は西條氏の屋敷神で、すでに御神体は立町の皇大神社に移設され、抜けのカラだ。
西條氏が住んでいた事に価値があると言うのなら、それ以上に鷹山公の隠居跡「餐霞館」や「細井平洲逗留の地」の方にお金を掛けるべきであろう。
◆色部長門を顕彰する。
米沢藩家老の色部長門は、戊辰戦争で新潟に侵攻する官軍と応戦し、新潟市関屋にて壮絶な最期を遂げたが、新潟市内を戦火から守った事を感謝する新潟市民によって、関谷の地に「色部長門君追念碑」が建立された。

又、米沢藩では官軍に逆らった首謀者は家老の色部長門であると報告し、藩としての官軍の咎を逃れる事が出来た事から「色部長門追念碑」を放送局裏に建立し、その功績を顕彰している。

7/27(日)、小生は米沢観光物産協会主催により、新潟市中央区関屋で行なわれる『「色部長門君追念碑」碑前祭』に安部市長・米沢市民40名と共に参加した。

碑に刻まれた「色部長門君」の君が気になり、市長に『どうして「君」と刻んだか?』と質問すると「昔の事なので分からない」との返事であった。
しかし同行の元教師山田氏は石碑を丹念に観察し『「上杉憲章公」による家老への言葉から「君」ときざんだもの』との解説を拝聴し、小生は安部市長の「歴痴」を実感した。
◆安部市長の服装は適切か?
参列した新潟市副市長、高鍋町長と安部市長の服装を比較し、諸兄はどの様な感想をお持ちか?



◆米沢市の「色部長門追念碑」
米沢藩の窮地を救った色部長門の顕彰碑は放送局裏に押し込まれ、訪れる人も無く寂しい限りで有る事から、二年前に安部市長に「放送局を移転し、歴史公園として整備することにより、観光客の誘致を計る」とする陳情書を提出した。
しかし市長の頭は図書館建設で一杯か、未だに何の行動も起こさない。
鷹山公は「入りを量りて、出(いずる)を制す。」と説いているが、安部市長は「出(いずる)を量りて、入りを制す。」と真逆の政策を施行し、ここでも「歴痴」ぶりを遺憾なく発揮している。


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