教育委員会への「告発書」

2014/02/20 (Thu)
教育委員会への「告発書」今月の5日に米沢市教育委員会宛に告発書が提出され、当会宛てにその写しが届けられた。

米沢市教育委員会は発掘調査から、現在の舘山発電所が伊達政宗の居城で有ったとする説を発表し「国指定史跡化を目指す」としている。
これに敢然と異説を唱えた伊藤正俊氏は「舘山発電所は伊達政宗狼煙台砦跡」との説を主張し、米沢市教育委員に「告発書」を提出した訳である。
入田沢に生まれ育った伊藤氏は「狼煙台説は、400年以上前の先祖を持つ入田沢地区住民の伝承である」と、教育委員会説の誤りを指摘した大量の資料を当会に届け『「国指定史跡化を目指す」とする行為が「ゴットハンド事件」となる可能性がある』として、教育委員会が勇み足をやらないよう「鬼の会」も目を光らせてくれとの事であった。
小生も歴史には多少の興味があり、数年前に東京在住で城の研究家「斉藤秀夫氏」と舘山発電所を訪れ、舘山城の事を近くの住人に尋ねたが「ここは城跡では無い」との答えであった。
事の真相は専門家に任せるとしても、この所の市職員の態度は、平気で「捏造」や「隠蔽」の情報操作を行ない、反省の色も無い。
図書館建設では「想定外の浄化槽が地中より出現し1億6千万の追加工事費が必要」と発表し「資料は何も無かったので分からなかった」と言うが、巨大な浄化槽の存在は建設関係者なら周知の事であり、その設計図面の存在も、後に小島卓二議員に指摘され「有りました」と修正している。
「国指定史跡化を目指す」事は大変結構だが、後に捏造がバレて全国に恥を晒す事がない事を祈る。
【ゴッドハンド事件-ウィキペディア(Wikipedia)より】
旧石器捏造事件(きゅうせっき ねつぞう じけん) は、考古学研究家の藤村新一が次々に発掘していた、日本の前期・中期旧石器時代の遺物や遺跡だとされていたものが、全て捏造だったと発覚した事件である。中学校・高等学校の歴史教科書はもとより大学入試にも影響が及んだ日本考古学界最大のスキャンダルとされ、2000年11月5日の毎日新聞朝刊で報じられたスクープによって発覚した。

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この記事へのコメント

城跡ではないとは??
あの大堀切どう説明しますか?
城が解る人が見れば誰が見ても城跡です。のろし台の為にあのように大きな堀切を作ったり石垣を積んだりしたと、考えるのですかね??
Posted at 13:36:13 2014/08/17 by 鬼虎
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