市議会議長宛に要望書提出される!!

2014/01/24 (Fri)
市議会議長宛に要望書提出される!!新文化複合施設の建築費が又々増額される事に、「まちの広場を愛する市民の会」より要望書が島軒純一議長宛に提出された。
これまで事実を隠蔽して予算を確保してきた安部行政であるが、1/20の市政協議会で当局より、地盤改良工事に一億六千万円の追加補正が必要との説明があった事を受け、雪だるま式に膨らむ建設費を承認してきた議会へ危惧を感じ、会員10名が議長室を訪れ議員としての説明責任を果たすよう要望書を手渡した。
そして佐藤会長は「止める勇気も必要」と挨拶した。
要望書の内容は以下の通りである。
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2014年1月24日
市議会議長島軒 純一 様
まちの広場を愛する市民の会
代表 佐藤 雄一郎
要 望 書
現在、新文化複合施設建設が進められているが、着工に先立ち市当局は17会場にて市民への説明会を行った時「建設工事予算は22億円であり、今後雪だるま式に工事額が増える事はない」と述べている。
にも係わらず、その数ヶ月後には4億円を超える増額補正案が上程され、議会はこれを承認した。
この事は「あの説明会は何であったのか」とする市当局への不信感と、議員による議会審議への失望感を市民に増長させる結果となったが、報道によると更に臨時議会で増額補正予算が上程されるとの事である。
昨年制定された米沢市議会基本条例では
前文
議会は、自治体事務の立案、決定、執行、評価における論点や課題を広く市民に明らかにし、市民に積極的に情報を発信し説明責任を果たすとともに、市民との活発な意見交換を図り、市民に議会の合意形成に参加していただくことが大切である。
第2条
⑵ 自治体の意思決定機関としての議決責任を自覚し、市民の意思を反映して最良の意思決定を行うこと。
第3条
⑵ 市政全般に関する課題について、市民の意見、要望を的確に把握すること。
第5条 議会は、市民に対し積極的に情報を発信し、情報の共有を図るとともに、説明責任を十分に果 たさなければならない。
5 議会は、市民との意見交換の場を多様に設け、議会及び議員の政策立案能力を強化するとともに、 政策提案、政策提言を積極的に行うものとする。
と定めている。
議決後に議会報告会を行なうのでは、市民は議会の合意形成に参加する事は出来ないし、議決に市民の意思を反映して最良の意思決定を行うこと、と定める条例を遵法する事が出来ない。
よって、臨時議会が開催される前に「新文化複合施設費の更なる増額」に対して、議員全員参加の市民との意見交換の場を設ける事を強く要望する。
以上
※参考
以下は市当局(文化課・建築課・業者)が開催した近隣住民への説明会の内容である。
日 時 平成25年10月2日 午後7時より
場 所 中部コミセン
出 席 工事場所近隣の住民、約40名
出席者から「この工法で本当に大丈夫なのか」と、後々追加予算の可能性を危惧した質問が為された。
これに業者は「大丈夫である」と言い切っている。
又、地盤改良工事後の地下水利用の安全性に付いては、水質検査を行なう事を確約している。

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