外交下手!!

2013/12/12 (Thu)
外交下手!!物事を淀みなく行うには外部との交渉が大事な事は言うまでも無く、その為にはお付き合いが欠かせない。
今月8日、山形市内で「吉村美栄子後援会 あったかい県政を支援する会」が開催され、各市町村のお歴々を始め、約2千人の参加者があり大変な盛況だったと言う。
参加した米沢市民から「このような催しは毎年有るが、米沢市は市長・代理はおろか祝電一つ打っていない、安部の外交下手には困ったものだ」と話していた。
しかし南陽市の議員からは褒められたそうだ「今までは米沢市の力が強く、県予算の多くを持って行かれたが、安部市長になってからは強力なライバルが居ないため大変助かる。何とかこのまま安部市長でいてほしい。」との事だ。
又、近藤洋介代議士の話を聞く機会があったが「選挙区の首長で私への要望が一番少ないのが安部市長」との事であった。
公判でよく「裁判官の心証を良くする」との文言を聞くが、裁判官の心証の善し悪しで刑の重さに影響が及ぶ事を言うのであろう。
まして、国や県への要望や陳情は担当官の心証によって匙加減に大きな影響が有るのではないか。
例えば、新文化複合施設建設が発表されたとき「市民文化会館の建て直しを先行してほしい」との要望書が提出された。
その時、安部市政は「文化会館建設は60億から70億かかる。国の承認が難しい」と要望を無視した。
しかし、南陽市は文化会館を計画して、結果的には建設費60億の40%、24億を国から獲得し、米沢市は26億の40%で10.4億を得たが、歴史に残るドタバタ劇を演じた。
このように米沢市では無理と言う金額を、南陽市は獲得した。
60億という金額は、米沢市と南陽市の人口比率は2.66倍だから米沢市の場合160億となる巨額で壮大なプロジェクトである。
塩田市長の度胸も然る事ながら、外交手腕も大したものだ。
米沢市も今後、文化会館や市立病院の建て替えを検討する時期に有る。
安部市長に望むのは無理で有ろうから、市会議員が補助し国や県との付き合いは上手にやってもらいたいものだが。
「組織はやがて無能な人で埋め尽くされる」とピーターの法則にあるが、米沢市もその法則に則り、職員は言うに及ばず、市会議員もその域に達したのではないか。

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