市民文化会館の怪

2013/12/02 (Mon)
市民文化会館の怪市民文化会館は築後四十数年が経過し設備の老朽化は否めなく、音響設備にお金をかけたものの建物構造からその効果の評判は芳しくない。
それに加えて空調設備の不備から1億を超える額で空調工事等の予算を計上したが議会承認が得られず、ネットには下記の記事が掲載された。
【文化会館からの大切なお知らせ】
米沢市市民文化会館が空調工事等に伴い平成26年1月1日(水・祝)から3月31日(月)まで休館するとお知らせしましたが、平成26年1月4(土)から通常どおり開館いたします。
平成25年11月から平成26年5月分までの文化会館会場使用予約が可能です。
ここで疑問に思うのが「予算が承認される前に何故市民に工事の通達を出したか?」という点である。
ポポロ館跡地への新文化会館設計料の時も、候補地が入手出来ない事を承知で弐千万円にも及ぶ公金を支払い、無駄となった。
この事から三期目の安部行政は「議員を懐柔するのはチョロイ事」と、議員を舐めきった議会軽視の兆候では無いのか。
現に新文化複合施設建設がポポロ館跡地から「まちの広場」に変更になったときも、6月議会では過半数の賛成が得られないと議案上程を行わず、8月まで待って過半数の議員籠絡が読めると臨時議会に上程し、賛成多数で議決した。
その間「市長と議員の昼食会」などを行い、議員取り込みに成功したようだ。
そして今12月議会で再度、空調設備工事費と、耐震工事設計料の予算承認が行われるという。
市民文化会館は、今の時代では椅子と椅子の間が狭いなど不備が多く、継ぎはぎだらけの改修工事にお金を掛るのであれば「図書館よりも文化会館建設が先」と多くの市民から要望書が提出されたが無視され現在に至るが、南陽市では60億円の巨費を投じて文化会館の着工が行われた。
人口3万3千人の南陽市が「この借財に大丈夫か」との市民の心配に、塩田市長は「興業収益でカバー出来る」と強気の発言である。
結果は先にならないと分からないが、26億円を掛け興業収益の無い出費ばかりの本市図書館と市民ギャラリーより、夢のある事は確かで有る。

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