市職員の給与削減

2013/10/02 (Wed)
市職員の給与削減国家公務員の給与削減を受け、地方自治体も国より対応が求められた事から、6月議会に諮られたが反対多数で否決された。
再度、今9月議会で審議され、漸く市職員の給与削減が賛成多数で可決された。
今回は一般職に留まらず議員報酬も7.33%減額が可決し、今年10月1日より施行されるが来年3月までの僅か6ヶ月の暫定措置である。
議員報酬削減は「自らの身を切る事」として評価はするが、僅か6ヶ月の期間では市民への目くらましにしか感じられない。
当会は行政の理不尽や闇の部分にメスを入れ、その実態を市民に知ってもらうべく10年間無報酬で活動を行って来たが「何故、市会議員は本気で問題追及をしないのだ」との思いから、「議員活動は報酬の額に見合っていない」との感を持ち続けていた。
行政にコントロールされ、形骸化された審議で予算の殆どを承認する議会運営には、報酬より議員そのものの存在価値に疑問を抱き続けていた老生である。
市会議員の価値は「何を行ったか」で評価されるものであろうから、報酬の額より議員活動の中身で市民の評価を問うてもらいたい。
さて、その報酬減額であるが議員の全会一致で可決された訳では無く、下記の如く反対議員の存在があった。
【職員報酬の減額に反対した議員】
[日本共産党市議団] 高橋壽 白根澤澄子
[市政クラブ] 佐藤ひさし 高橋義和 小久保広信 我妻徳雄
【議員報酬の減額に反対した議員】
[日本共産党市議団] 高橋壽 白根澤澄子
[自民クラブ] 佐藤忠次 遠藤正人 堤郁雄
共産党や労組バックの市政クラブが反対するのは、ある程度理解出来るが[自民クラブ]佐藤忠次議員、遠藤正人議員、堤郁雄議員の反対は理解しがたい。
「自民」を掲げる以上、自民党の趣旨に沿った考えが有ってしかるべきで、職員の減額に賛成したのは良いが「自らの身を切る事」には反対とはどうゆう理由なのか?
・佐藤忠次議員は5期もその職に有りながら議長になる人望が得られない人物。
・遠藤正人議員は職員時代「国民健康保険未納事件」で情報漏洩の疑いが持たれ、安部市長に擁護された人物
・堤郁雄議員は安部市長に仲人の労を執ってもらった恩義から、市長のポチとしての言動しか出来ない人物。
と、とても報酬に見合った活動を行っている議員とは思えないのだが。

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