第四号事件 裁判の経過

2013/09/20 (Fri)
第四号事件 裁判の経過「新文化複合施設建設は違法であり工事を差止めよ」と安部三十郎市長を被告として現在抗争中であるが、9/17に山形地方裁判所にて第四号事件として開廷されたので、その経過を報告したい。
原告訴状の一部で「失われる、まちの広場の機能は西條天満公園にて補完すると議会答弁があった。しかしその公園は補完されたと言うには程遠い物であり、議会答弁に反する行為は違法である」と陳述した。
それに対する安部三十郎被告の答弁は驚くべきものであった。!!
【安部被告答弁(答弁書の一部 原文のまま)】
「失われる広場の機能を西條天満公園にて補完し、今まで通り行事が遂行できる事」が市議会の議決の条件とされたことはない。
上記文言に何故驚いたか?
それは、米沢市議会会議規則 第69条に、
「表決には、条件を付けることができない。」と明記されている事から、条件付き議決など有る訳が無いのに、前段の反論を行ったからである。
「失われる広場の機能を西條天満公園にて補完し、今まで通り行事が遂行できる事」の文言は議会議事録にも残っているし、各会議に於いて行政側の説明があった事も記録に残っている。
すなわち議決とは、そこに至る迄の委員会や審議会・協議会等で行政側と議員側が討議を行い、議員はその内容を条件として表決(議決)で意思表示をする訳であるから、敢えて議決内容には条件を付記する必要が無いのであろう。
しかし安部被告は「議決の条件」に付記されていない事を理由に反論を行った。
この事は由々しき言動である。
現時点に於いても、今月27日の重要議案表決に対して委員会等が開かれ審議されているが、安部三十郎市長がこのように議決内容には関係ないと考えているのであれば、委員会等の審議など全く無駄な行為で、議員は市長に踊らされているピエロにすぎない。
議員諸兄よ!! これ程までに議員が軽視され、バカにされている事は、米沢市議会の根幹に関わる最重要事案では無いのか。
議員としての自覚に期待する。

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