県外来人氏へ

2023/10/14 (Sat)
県外来人氏へ米沢市の栗子山で進められている風力発電計画は「JR東日本エネルギー開発(東京)」で、10基の風車で2028年度の稼働を計画している。だが、イヌワシ生殖地であることから反対運動も起きている。
小生が、発電用風車を間近で見たのは、2001.09の22年前、福島県羽鳥湖のゴルフ場だが、当時は風車が珍しく、記念写真に収めたものだ。 その後、庄内地方に増えたが、22年間に動物の生態系を壊す報道は記憶にない。
反対運動の主なものは「景観を壊す」と言うものだが、栗子山の計画は国道からは見えにくいと聞いているし、SDGsに沿った電力供給なら有りと思っている。
それよりも、不可解なのは原発である。15年ほど前だが、福島県飯舘村の住人から立ち会って貰えないかと依頼があった。 立ち会う内容は、「六ヶ所村の核燃再処理工場が飽和状態なので、新たな候補地を探している関係者との打合せ」とのことだ。
電気料には、使用電気料の他に「再エネ発電賦課金」が含まれており、その部分が核燃再処理工場建設の為の資金として蓄えられ、その金額は驚く程のもので、闇に政治家に廻されているとの噂だ。
飯舘村の立ち会い依頼者は「核燃再処理工場誘致話は、極秘裏に進めないと、公になった途端に反対運動で潰されるので、一人一人こっそりと交渉し、村民の殆どの了解を得るための活動費の話だ」と言うことで、先方は大阪から来ると話す。
大阪から来た人物は、一目で反社と分かる風貌で「先ず500万円を払うが、その外にこの件に係わる企業から相当の額が支払われる」とのことだった。
そのときは現金の受け渡しがなく、その後どうなったかは分からないが、六ヶ所村の1人当たり所得が1,367万円を知れば、飯舘村村民の賛否はどうであったろうか?
しばらくして3.11の原発事故が勃発し、飯舘村は帰宅困難地域となり、この話はおじゃんとなった。

この記事へのコメント

お応えいただきありがとうございます。風力発電については、私は今の段階では賛成のたちばではありません。環境への問題もそうですが、風力発電所の周辺では、健康被害が世界各国で報告されていて、低周波による影響が指摘されているようです。地形によっても異なるとは思いますが、そういったデメリットもしっかり説明して欲しいものです。
Posted at 18:37:08 2023/10/15 by 県外来人
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