シュウ氏へ

2023/08/10 (Thu)
シュウ氏へDMOに関心を持ってくれたことに感謝する。
改めて説明するが、国のDMO制度に対応して、中川市長を会長とする米沢市版DMO「米沢観光推進機構」を立上げ、その設立総会が5/13グランドホクヨウで開催された。
米沢市版DMO「米沢観光推進機構」の規約を抜粋すると、下記の通り。
(事業)
第3条 機構は、前条の目的を達成するため、次に掲げる事業を行う。
(1)DMO運営に関する事業
(2)受入体制構築に関する事業
(3)観光客誘客に関する事業
(4)その他、機構の目的達成に必要な事業
2 機構の事業においては、特定の団体又は個人の営利を目的とした事業は行わない。
(資金の構成)
第6条 機構の資金は、次の各号に掲げるものとする。
(1)地方公共団体及びその他の団体からの補助金、交付金及び負担金
(2)事業収入
(3)その他の収入、
・以上が米沢市版DMO「米沢観光推進機構」の事業目的と運営の為の原資である。
「米沢観光推進機構」とは別に、宮嶌浩聡氏はプラットヨネザワ㈱を立上げ、国にDMOとしての申請を行い、今年3月に「候補DMO」に登録された。
-国が求めるDMOの条件-
観光庁 観光地域振興課 観光地域づくり法人支援室(https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000052.html
◆法人の自律的な運営、継続的な取組が行われるために必要な安定的な財源が確保される見通しがあること。
◆観光地域づくり法人の自律的な運営、継続的かつ適正な取組の実施の確保等の観点から、安定的な財源が確保される見通しがあることが必要です。
【自律とは(大辞林)】・他からの支配や助力を受けず,自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。
上記のように、DMO法人は自律が条件だが、プラットヨネザワ㈱は人件費・経費の全てを米沢市より補填してもらうパラサイトであり、それに加えて、米沢市版DMO「米沢観光推進機構」が行う事業の下請けをして、それを外注に流してピンハネをしているのが実態だ。
その金額が年間5千万円を超えるのだから恐れ入る。これをして「不当利得集団」と言わずして何と言おうか?
米沢市は令和4年、100頁に及ぶ「観光振興計画」を策定してwebで公開しているので参考にされたい。 パラサイトに頼らなくとも良いことが理解できるはず。
又、国のDMO支援金は5年間の時限立法なので「長い目で~」などと悠長なことは言っていられない。

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