WBC 侍JAPANに思う

2023/03/24 (Fri)
WBC 侍JAPANに思う侍JAPANの14年ぶり優勝に、殆どの国民は喜びと感動を覚えたことと思う。かく言う小生もその一人だが、若い方の感じ方とは若干違うのではないかと思う。
小生が生まれたのは昭和19年、日本とアメリカが戦争をしているときで、敗戦時にはまだ1才で当時の記憶はないが、ものごごろの付く年齢には米沢にもアメリカの進駐軍がいた記憶があり、小学校ではアメリカから支給された脱脂粉乳が給食の定番だった。
アメリカのことが段々分かってくると、体格の差や経済力の差に「よくもこんな国と戦争をしたものだ」と愕然とし、将来に亘って日本はアメリカには敵わないとの思いを抱いていた。
時を経て、日本は経済大国の仲間入りを果たし、アメリカを凌ぐ分野が出てくると、戦中派にも漸く敗戦後の懸念から解放され「日本もやれるぞ!!」と思うようになった。
そして今回のWBCでは、アメリカの球場でアメリカ軍と戦い、そしてアメリカに勝ったと言うことは、戦中派にとって戦後生まれの若い方とは違う感動に包まれたのではないか。

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