どうなる図書館建設!!(3)

2013/08/14 (Wed)
どうなる図書館建設!!(3)過日、業界通と称するS氏から新文化複合施設建設に関する話を聞く機会があった。
S氏によると、
「地元業者による新文化複合施設工事の落札は出来ないだろう。その第一原因は契約期日迄に工事が完成出来なかった場合のリスクの大きさに有る」という事だった。
続けて、
「当局は、なり振り構わず期日内完成を画策するであろうから、先ず山下設計に泣きついて大手ゼネコン、スーパーゼネコン(鹿島建設・清水建設・大成建設・竹中工務店・大林組)が落札するように段取って貰う事をお願いする。その時は違法承知で落札予定価格を教えての競争入札だ。或いは随意契約という手もある。
ゼネコンは市内業者より材料費は安く手配出来るが、作業員に関して不足するのは同じだ。そこで労務費の単価をつり上げて集めるのさ。その分は赤字となるが、山下設計と言えば世界の山下と言える程、業界の実力者であるから百億程度の工事物件を、見返りに回してやるのはたやすい事だ。」
さらに氏は、
「山下設計の設計料を見ると施工管理を含んではいない。となると役所が施工管理を担当する事になるだろう。その場合ゼネコンは市職員とのコンタクトは取りにくいので、必ず地元業者3社位を工事に参加させるはずだ。その場合はゼネコンの下請けだから、儲けはないがリスクも無いので、市へ貸しを作る目的で受けるだろう。」
ここまで一気に話したS氏であるが、
「しかし、これは当局と山下設計のトップ会談で決められる訳だが、安部にその度量が有るかが問題だろう。」と締めくくった。
しかし山下設計には平成25年3月7日に市民団体から次の内容証明郵便が送りつけられているので、心証は良くない筈であり、工事についてはまだまだ不透明だ。
【内容証明郵便】
冠省
貴社は平成23年米沢市公募型プロポーザルに於いて最優秀案として米沢市が計画する中心市街地活性化に寄与する目的の新文化複合施設建設に採用されました。
しかしながら建設予定地のポポロビル跡地が入手困難となり建設地変更の必要が生じた事から米沢市は平成24年7月18日米沢市全員協議会で貴社の安田氏に変更建設予定地のメリット・デメリットの提示説明を求め、その後米沢市は「まちの広場」に建設地を決定しました。
平成23年の貴社プロポーザルは「まちの広場」との一体感・駐車場からの快適なアクセスをコンセプトとしておりましたが平成24年7月18日の全員協議会での安田氏は「歴史公園は、元々考えていた対象コンセプトが、全然実現出来ない」「まちの広場なら当初計画していたコンセプトの範囲で可能」と「まちの広場」が建設予定地として優位である旨の説明しております。
そこで伺います。
1.当初のプロポーザルと異なる、現存する「まちの広場」を壊しての新文化複合施設でも中心市街地の活性化が実現可能とするお考えでしょうか。
2.「まちの広場」が建設地として優位であるとの考えは安田氏個人の考えでは無く、貴社の考えと理解してよろしいでしょうか 。
以上1~2の質問に今月16日まで御回答をお願いします。
草々

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