北部保育園移転補助事業 太田・相田2社に落札の疑惑

2003/09/05 (Fri)
仏教興道会の発注になる北部保育園工事の指名入札を前に不穏な噂が流れている。指名業者は米沢Aクラス12社のうち10社だけの入札で争われることになった。
外されたのは吉田建設と白井建設の2社。理由は定かでないが、公平を欠いた嫌いがある。
米沢市をはじめ各地諸団体では入札価格は最低制限価格無しを採用しているが、
この施工では予定価格以内で最低価格社が落札することになる。
予定価格以内とは最低価格を決めての競争入札ということになる。
最低価格を決めての競争入札のために、入札価格の決定までには各社のエネル ギーがより浪費することになる。そこで指名入札を前に関係業界に疑惑が起こる理由があった。太田建設は建設予定地に関係があること。相田建設は現北部 保育園地の処分に関与しているからだ。
しかも2社ともに業界を回って施工を任せてもらう旨を頼んで歩いている噂が出たことだ。ある業者は「今回の施設 は乳幼児のためでもあり、できれば穏便にしたいところだが、やりかたが汚い 。噂にあがっている2社を入札から辞退させた上、指名からはずされている吉田・白井の2社を含めた合計10社での入札が望ましいと思う」と眉をくもらせて語ってくれた。
自由競争ならば問題なしとして最低価格が予定されているには、特定業者に価格を耳打ちするだけで落札の可能性が高くなる。その耳打 ちの役目は金子建設が担当したといわれている。また米沢駅前西駐輪場は金子建設になるものだが入札なしの市長が直接発注したもので紛糾寸前になって金子建設が「発注した鉄骨が明日届くので」と懇願して回った事実が業界に生き ている。
こうして公平の原則は市長の私情介入によって破られてきた。清廉潔白とは何かが問われる問題である。

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