県借り上げ「東京第一ホテル米沢」の謎【その2】

2021/12/08 (Wed)
県借り上げ「東京第一ホテル米沢」の謎【その2】前述の【謎その4】で「センター方式のエアコンと、老朽化した水道管の水には配慮が必要だが、そのことに県は全く無関心で調査を行わないのは何故だ?」に対して、県当局に文書による返答を求めたところ、驚くことに下記の回答を得た。
「建築物環境衛生管理基準に基づく測定は、建築物の所有者もしくは維持管理権限者に測定及びその測定記録の保存義務があり、当課が保存するものではない」
しかし、
令和3年11月1日に、県(甲)とホテル賃借人で交わされた契約書によると「第5条:甲は、本件施設の使用にあたり善良なる管理者の注意義務を負うものとする」
とある。
そして令和3年4月7日には、“厚生労働省”が各県に以下の事務連絡を行っている。
「2 新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たり、換気設備について以下の対応を検討することとして下さい。
① 換気設備の換気量の測定等を行い、適切に機能していることを確認して下さい。
② ①の測定の結果、適切な換気量が確保できていない場合は、フィルター等の清掃や老朽化した換気設備の補修等を行うことにより、換気状況の改善を図れるよう検討を行って下さい。」
以上を踏まえれば、県が換気設備を管理する必要があることは明白だが、「建築物の“所有者”もしくは維持管理権限者に測定及びその測定記録の保存義務があり県にその義務はない」というのなら、“建築物の所有者”と賃貸契約を結ばないのは何故だ?
以上を鑑みれば、
① 県担当者は国からの新型コロナウイルス感染症対策として支給される一億円弱を消化すべく利権者に支給し、キックバックを目論んでいるものか?
② はたまた「米沢市では新型コロナウイルス感染症患者がこのホテルを利用することはない」との見立てから、公務員の金科玉条「遅れず、休まず、働かず」を頑なに実行しているのか?
③ あるいは、感染症の疑いがある患者がこのホテルを利用すれば、老朽化したセンター方式のエアコンでクラスターが発生することは必至であるから、そのことを喜びとする愉快犯(社会を恐慌におとしめて、その醜態や慌てふためく様子を陰から観察する・あるいは想像して喜ぶ行為を指す)か?
以上の如く“県借り上げ「東京第一ホテル米沢」の謎”は深まるばかり!!

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