ある御婦人からの電話

2021/01/18 (Mon)
ある御婦人からの電話電話の主は昨年米寿を迎えられた方で、同じような年代の人が数人で会合をしているとき、話題になったのが寿詞という賞状のことだったという
米沢市は米寿(88歳)を迎えられた市民に、市長名で「寿詞」と表した賞状を立派な額に入れて配することになっているが(副賞は何もない)、それを貰った人は誰一人として感謝の念などなく「こんな物を貰っても飾る場所もないし、飾ろうとも思わない。処分するにも厄介なので米沢牛の引換券か商品券を貰いたい」「そうだ」「そうだ」と話題が盛り上がり、当会に「役所に言ってくれ」と電話したとのこと。
市が長寿を寿ぐことは大変結構なことだが、その行為が市民に喜ばれずに「役所は何を考えているんだ」と苦言を頂戴しては本末転倒、担当職員は市民の声を収集して改善すべしと進言する。
寿詞に限らず、市が行う表彰制度には首を傾げるものが多く、市会議員が長期に亘り議会に貢献したという理由での表彰など最たるものと思っている。
表彰するのであれば、功績・実績に対して行うべきで、長期の在任期間などではない。また、永年会長や理事長などの役職を勤めたことでの表彰もあるが、この場合、むしろ高齢の長が若い人の意見を取り入れず、長期の在任から我を押し通して組織が硬直化している弊害も多々見受けられる。
本市の議員は何を為すべきかは「米沢市議会基本条例」に定められているので、各議員が表彰に値する功績・実績があるかを、次回検証してみたい。

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