大沼の競売に思う

2020/12/05 (Sat)
大沼の競売に思う大沼デパート山形本店の土地・建物の入札があり12/3山形市の外郭団体「市都市振興公社」が落札した。佐藤孝弘山形市長は「公共的な団体が取得し、腰を据えて活用を検討することが最善策、プロジェクトチームを作り商工会議所、地元商店街などの意見を取り入れ、中心市街地一帯の再開発を目指す」と談話した。
米沢市にも、市や県から依頼を受け公共用地、公用地等の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と市民福祉の増進に寄与することを目的とする「米沢市土地開発公社」があり、大沼山形店を落札した「市都市振興公社」と同じ目的で存在する。
各自治体は中期・長期計画の元、将来の都市づくり・まちづくりの為マスタープランを作成するが、本市にも「米沢市中心市街地活性化基本計画〔平成25年8月改定〕」があり、安部市長時代には図書館建設とポポロ跡地取得することで中心市街活性化を図ることを意図し、市はポポロ跡地を取得する旨の文書を地主と交わした経緯がある。
ところが、中川市長になってからポポロ跡地を取得する旨の文書が破棄された。このことに当時の海老名悟市議は議会質問で、ポポロ跡地を含む中心市街地活性化について市長に質したが「市は関与しない。民間活力でやるべし」との中川市長の答弁であった。この答弁こそが海老名悟市議市長選への出馬の動機付けとなったと聞いている。
山形市が大沼山形店を取得したことを参考に、本市でも大沼米沢店を「米沢市土地開発公社」が取得することを論議すべきではないか。
中川市長は前述のように本市の都市作りには関心が薄い。そこで市議団にてこの問題を取り上げ具現化してもらいたいものだが、いま開催中の定例会でも取り上げる市議はいない。

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この記事へのコメント

こんな時に?
コロナでこんなに不景気で世の中が混乱してる時に、倒産した大沼の土地を買えというのか?
Posted at 18:15:45 2020/12/07 by シュウ
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