錦秋の候!!

2020/11/06 (Fri)
錦秋の候!!このところ、里の樹木も色づき「錦秋の候」と言うに相応しい時節となったので、国のGo To トラベルキャンペーンや各自治体の補助金などを利用しての紅葉狩りを行おうと、11/1「小安峡(おやすきょう)」に出かけた。
小安峡は山形県の北部と県境を接する秋田県の南端「湯沢市」にあり、菅総理の生まれ故郷として脚光を集めたことと、国のキャンペーン効果とあいまってかなりの観光客で賑わっていた。 みやげ店には菅総理の似顔絵をプリントした土産物が並び、これまた観光に一役買っている感じだ。
菅総理は、秋田県出身で歴代初の総理大臣だが、山形県には過去に総理大臣経験者の小磯 國昭(こいそ くにあき)が居たことを知る人は少ない。
小磯 國昭(こいそ くにあき)は、新庄藩士の子として山形中学校(現在の県立山形東高校)を卒業し、陸軍大学校を経て、昭和19年東条内閣の後を受けて総理大臣となった山形県が生んだただ一人の総理大臣だ。
しかし、戦局の転換に失敗して翌年の昭和20年4月に9ヵ月という短い期間で辞職し、昭和20年終戦を迎えると、戦犯として巣鴨拘置所に拘留され獄中で病死した。
戦争という混乱期と9ヶ月の就任期間では、山形県の「おらが国の総理大臣」としての恩恵はなかったろうとの思いを抱きながら、小安峡を訪れるたが、ここは渓谷の岩の間から常時噴き出す「大噴煙」と秋の紅葉が人気の観光地で、期待に違わずの絶景を堪能した旅行だった。






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