高飛び込みプールの廃止

2020/10/28 (Wed)
高飛び込みプールの廃止市は2035年度までに公共施設の延べ床面積を20%削減する「公共施設等総合管理計画」に基づき、高飛び込みプールと野球場の1つと武道館にある弓道場を廃止対象として20年度中に今後のスケジュールを決めるという。
飛び込みプールは、本県で1992年に開催された「べにばな国体」に伴い整備されたものだが、その後の利用は地元のダイビングクラブや飛び込み競技の大会などに限られ、19年度の利用者が400人だったことが廃止の理由という。
現在、そのことに「米沢ダイビングクラブ保護者会」は反対の署名運動を展開しているが、その趣意書には「毎年国体やインターハイなど全国大会で入賞しています」として以下の戦績例を挙げている。
2018年
・国体 少年男子3m飛板飛込----------第4位
・全国中学総合体育大会女子3 m飛板飛込----第7位
・ 同 高飛込----第4位
・全国夏季JOC女子14~15歳3 m飛板飛込---第4位
・全国夏季JOG男子14~15歳3 m飛板飛込---第8位
・ 同 高飛込 ----第6位
・全国春季JOC男子14~15歳1 m 飛板飛込---第4位
2019年
・国体 少年女子3m飛板飛込---------第6位
・同 少年女子高飛込------------第6位
・全国中学総合体育大会男子高飛込-------第6位
・全国夏季JOC男子14~15歳3m飛板飛込 ---第5位
・ 同 高飛込----第4位
疑問?
1.戦績を見る限りこの施設は十分に効果を上げているし、まだまだ使用できる施設であり、運営費用も目くじらを立てるほどのものでもない。なのに達成が15年も先の「公共施設等総合管理計画」に、何故この時期に当施設をターゲットにしたのか?
2.べにばな国体は山形県の開催であり、その施設として当市が協力したのであるから、先ずは県に助成金などの要請をしないのは何故か?
3.公共施設等総合管理計画だけが当市の経費削減にあらずして、捏造により根も葉もない舘山城北館への通路の調査費が問題にならないのは何故か?
4.今後人口減により税収が減ることから、どの地方公共団体でも経費削減は大きな課題であるが、鶴岡市のように「議員定数」が議論されないのは何故か?
高飛び込みプールの廃止については、定例記者会見で記者団による質問が為されるというので中川市長の言動に刮目したい。

この記事へのコメント

鬼の会さん!これは頑張って欲しい!
Posted at 07:07:29 2020/10/30 by 米沢の若者
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