花は咲けども

2020/07/24 (Fri)
花は咲けども松が岬公園北側堀の蓮が開花の時期を迎え、例年なら多くの観光客で賑わうのだが、今年はコロナ騒ぎで大型観光バスの来米は3月より見られず、今月22日から約1.7兆円をつぎ込む観光需要喚起策の「Go Toキャンペーン」も「観光客が来てくれるのは嬉しいが、コロナを持ち込まれるのは心配」と手放しでは喜べない。事実、他圏では駐車場に「他県ナンバーお断り」の表示をした店もあるという。
そこで最近注目されるのが「定住自立圏構想」だ。
定住自立圏とは、市町村の主体的取組として「中心市」の都市機能と「近隣市町村」の農林水産業、自然環境、歴史、文化など、それぞれの魅力を活用して連携・協力することにより、他圏に頼らなくとも地域住民のいのちと暮らしを守り圏域全体で必要な生活機能を確保し、人口定住を促進する政策である。
ここ置賜地域でも「定住自立圏構想」の趣旨に添った 「一般社団法人 置賜自給圏推進機構」が平成26年8月に発足したものの、置賜地区住民の関心は低かった。が、7/18の読売新聞に「米沢牛のふんで発電」の見出し記事が掲載された。
これは「東北おひさま発電」(長井市)が飯豊町添川の眺山地区に新設したもので、近くの畜産業者より地下パイプで牛ふんを集め、発生するメタンガスを燃料に発電し、一般家庭900世帯分の消費電力を賄うことが可能とのこと。
牛ふん発電は置賜自給圏推進機構は関与していないようだが、電力の自給と言う点では「定住自立圏構想」に添ったもので、コロナ騒ぎのこの機会に「置賜自給圏構想」を本市でも議論すべきと思うが如何か?
自給圏シンボルマーク 作者:関玖瑠未氏



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