新型コロナウイルスに対する市の対応

2020/03/07 (Sat)
新型コロナウイルスに対する市の対応連日新型肺炎のニュースが報じられ、本市でも感染者が出るのではとの不安が日増しに高まっている。副市長についての云々かんぬんを論じている場合ではないとの投稿もあったが、対応内容は市のホームページで刻々伝えているので取り上げなかった。
新型肺炎は今議会2/27でも中村議員が代表質問で「感染者が出ていない今だからこそ対策本部を設置すべし」との発言を行ったことに、産業部長と面談した昨日、「対策本部の設置はどうなったか」を質すと、2/28に「米沢市コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げたとのこと。
小生は常々「公務員は対応が遅い」と揶揄してきたが、今回の素早い対応には産業部長に賛辞を呈したものの、2011年3月11日に発生した東日本大震災のときの市対応の悪さを思い出した。
名取市で生活していた小生の知人(米沢市出身)も家が流され、避難所を紹介してくれとの連絡が入ったので、早速米沢の対策本部に電話を入れたところ、市では受付を行っていないので県の対策本部に連絡するようにと電話番号を教えてくれた。
又、上郷の知人は早速避難場所の市体育館に米60㎏を届けたところ、同じように県の対策本部と連絡を取ってくれとの対応に「市は何をやっているのだ。県の指示を仰がなければ何もできないのか」と怒り心頭に発し「二度と支援をしない」とのことであった。
そればかりではない。震災発生の当日「保健所で放射能の検査を受けない避難者を泊めてはいけない」旨のFAXが各ホテル・旅館に発せられた。(発信元は市か保健所か不明)
福島から18時過ぎに米沢に避難した罹災者は保健所が閉まっているので検査を受けられず途方に暮れていたが、あるホテルの社長は見かねて検査を受けていない罹災者の宿泊を受け入れた。
後日、このことが記者会見で質されたとき、安部市長は答えずに会見場から姿を消したことから再度会見が行われたが、又しても会場を抜け出した行動に記者からの非難が報じられた。
産業部長は東日本大震災のときの上記市対応の情報が入っていなかったようなので『愛と義を謳う米沢市であるから「米沢市コロナウイルス感染症対策本部」が罹患者にも配慮した対応を望む』旨を伝えた。

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