初詣と市の対応

2019/12/30 (Mon)
初詣と市の対応上杉神社へは米沢市住民に限らず市外・県外からも多数の初詣客が訪れるが、12/25当会に「城史苑の側溝に大量のゴミが溜まっていて景観が悪い」、又「元旦詣は前日(31日)に訪れる車も多いが、城史苑脇の駐車場への交通誘導員は元日の午前10時からの配備となっている。これでは参拝者が駐車するに支障を来すので善処するよう市に伝えてもらいたい」との電話があった。
小生は電話をよこした方に「市役所には言ったの?」と尋ねると「市から仕事を貰っているので、職員に意見するようなことは言えない」とのこと。
そこで12/26役所にその事を伝えると、当日土木課から「御指摘のゴミ詰まりは早速取り除いた」との連絡が入り、27日には観光課から「12/31の午後11時より元日午前3時まで、元日は午前8時より交通誘導員を配します」との連絡が入った。
当ブログは「鬼のような行政マンを退治する桃太郎」を標榜しているので、市民要望に対する「公僕」としての面目躍如の働きを余り載せなかったが、真面目な職員の名誉のためにも、市民の要望に好意的に協力願った事象の今年度分を報告したい。
【協働提案事業】
今年は上杉鷹山公入部250年に当たることから、鷹山公の師である細井平洲師手植えの「平洲椿」を広く世間に広めるべく、講演会・色紙の制作・上杉伯爵邸へ苗の植栽・上杉御廟所へ苗の植栽を企画し、企画調整部に申請したところ20万円の助成金が叶い大きな成果を上げた。(助成金は営利を目的としない団体との縛りがあるため、小生が所属する米沢市御堀端史蹟保存会名で申請)
すると都市整備課も趣旨に賛同し、「平洲椿」への導線に写真(左)のような石畳工事を施してくれた。
【色部長門顕彰碑への案内板】
上杉伯爵邸近く住民より「観光客は伯爵邸の庭園までは来るが、色部長門顕彰碑までは来ないので案内板を設置しては?」との提案を受け、観光課に相談したところ、写真(中)のような立派な案内板を設置してくれた。
【美し米沢 写生大会】
小生は以前より「観光は産業であり、歴史はその重要な要素である」という認識から「米沢の歴史を学ぶことによって郷土愛を育み、来訪者へ米沢の良さを説明できる市民の育成を」と考えていた。
そこで、米沢市立中学校生徒対象の「市内の建造物を写生し、それの歴史的背景の感想文を添えた写生大会」を計画して教育長に相談したところ「夏休みの宿題である自由研究に取り入れよう」との快諾を得て、若い職員を係に付けてくれた。
職員は各中学校への趣旨説明や、非番にも拘わらず作業を手伝い、市庁舎ロビーへの応募作品展示(写真右)の手配をしてくれる等、非常に協力的であった。
かように全体の利益となることは、市民が直接市の担当官に要望すれば対応してくれるのだが「市から仕事を貰っているので、職員に意見するようなことは言えない」との考えから、当会へ依頼する市民も実在する。




この記事へのコメント

話のねつ造疑い
城史苑入り口の側溝のゴミ話はつくり話?
Posted at 08:24:29 2019/12/30 by 桃太郎1号
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