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鬼と桃太郎②

kage

2019/12/25 (Wed)

鬼と桃太郎②

 当ブログの前稿に対し、的外れなコメントが投稿されたので補足したい。

 一般廃棄物の収集運搬業は市の許可が必要とされ、当時は14社に限定されていた。
 新たに許可を求める業者には建設業を営む方も多数いて、個別に許可申請を出そうとすると「お宅は市から仕事をもらっているよな~」と暗に脅しを掛けられて引き下がった話や、14社に限定されているので手数料の自由競争はなく、市民は高い手数料を払わされているといった話から、当局に許可を出さない理由を質した結果「今の業者で間に合っている」との回答があった。

 自由競争の経済界にあって「間に合っている」との当局事由は根拠に乏しいと判断して、当会も「新たな一般廃棄物の収集運搬業の許可」を求める運動を立ち上げた。

 先ず法の縛りを調べると「首長の判断による」との最高裁の裁定があり、法的には問題ないが、市には許可を出すに「第三者委員会に諮る」との取り決めがあるので、メンバーを調べて「趣意書」にて理解を求めた。

 即ち、当時の安部市長に裁量権があることから、市長と同地区の佐藤忠次市議に仲立ちを依頼し、当方から会員20名と市議5名、市側から市長・副市長・担当部課5~6人の参加を得ての話し合いが行われた。
 小生が許可を出すことの正当性を説明して市長の判断を求めたが、只ニヤニヤするだけで一言も口にすることはなかった。

 煮え切らない市長に、既得権者の利益を害さない趣旨の「建白書」をもって回答を求めたが返事がないことから議会に「請願書」を提出し、議会で諮ってもらったところ、共産党を除く議員の賛成票を得て請願は採択された。

 請願が採択されたことから、然しも(さしも)の当局も、許可を出すことに同意し、12月末日各戸に配布される「広報よねざわ」に1月某日、許可を出す説明会が行われる旨の記事が掲載された。

 すると1/4の午前8.30に、アポも取らない同和のオルグ数名が市庁舎に乗り込み、副市長・担当部課長・担当職員を拉致同然にして向かいの文化センターに連れ込み12時間にも及ぶ話し合いが行われた。
 職員は「話し合い」と言うが小生は「脅しの類い」と思っている。

 そして1月某日の「許可を出す」との説明会は「許可を出さない」とする説明に終始したので、許可を希望する30社ほどの参加者からは怒号が飛び交い会場は騒然となった。

 許可を出さないことに梶を切った当局に、同和の介入があったのは明白なので「脅された」と警察に被害届を提出するよう当局に呼びかけたが「単なる話し合いです」と言い張る職員であった。
 そこで『市民がAM8.30にアポを取らず、副市長をはじめ職員に「話し合いをしたいから文化センターに来てくれ」との市民要請には応じるのか?』とたたみ込むと「それには応じられないですよ~」とのこと。
 このように「反社に優しく市民に厳しい」職員の対応に「これで良いのか?」との思いが募った。

 そして当会活動に好意的であった佐藤忠次市議は「身の危険を感じる」として当会への協力を断り、一般廃棄物の収集運搬業による新たな業務展開を期待した建設業の社長は、トリカブトによる自殺未遂を図るという悲しい結果に終わった。
 
 かように、行政との交渉は大きなエネルギーを必要とすることがお分かりいただけたと思う。


この記事へのコメント

kage

要約すると

鬼の会は、反社とみせかけてそうではなく、「市民の知る権利のために 市民の声がとどく市政であり、人権を遵守する米沢市であるために 権力に脅えたり、泣き寝入りすることを止めよう。」を掲げて動いているように見えるが、実のところ利権がなければ動かないということなのですね。

「よき市民の第一の義務は必要な時に怒ることである。そして行為によって示すことである」とあるが、現実は必要ないことに怒り、必要なことには対応してくれないのが現実!なのかもしれない。

よって、「市民の為にはなっていないと結論。」と判断せざる得ないのだろうか?

Posted at 12:11:21 2019/12/28 by 桃太郎2号

この記事へのコメント

kage

憐れな事である。未だに悟れずにいるようだ。要するに何も解決出来ず、市長選挙の時のように悪い原因を他に原因が有るかのような責任逃れの論理。76歳になっても稚拙な言い訳は憐れでならぬ。
世の中には『秩序』がある。秩序を乱すものが来襲したら拒否反応が起きる。
戦前から差別語で虐げられて我慢しながら確立してきた市の産廃収集業務を反社と思われる『鬼の会』なる右翼系と覚える組織名を用いた団体を先頭に20人での圧力で新規参入を計ろうとすれば大騒ぎになるのは当然な事である。私も鬼の会は右翼系団体との認識で興味を持ったので近付いたが、鬼のお面を被った小型家庭犬で有ったことを知り、世間に知らしめられた事は収穫であった。
私が参加者から聞いた事件の概要は、最初は極少数の業者が市に問合せたら良い話を聞けなかったからの話に鬼の会が首を突っ込んだのが始りと聞いている。事件の流れでは、市側では1社~2社なら競争入札の原理から考えるべきとの考えも有ったと聞いた。鬼の会は、その手応えを感じて、代理交渉を約し成功報酬の密約が出来たようである。この事でも他者の代理を報酬を約して交渉出来るのは弁護士と行政書士・司法書士等で、右翼系反社団体と疑われている鬼の会の名称で、密約報酬を高めるために募集したサイドビジネス程度と考える業者が徒党を組めば、既得権業者組合は恐怖を感じたのであろう。反社と疑われる鬼の会に対抗するには同じような団体に頼ろうとしたのは自然な流れとも考えられる。だが相手は筋金入りのプロ。頼まれれば(十分な見返りがあれば)すぐに行動。決定権は首長に有りは鬼の会も承知。同和らしき団体が動いた理由がようやく解った。事件の原因が、反社団体と間違えさせるような名称で市に圧力を掛けたと思わせた鬼の会が原因と読み切れる。密約報酬が失敗。丁度、関東からの古紙業者からの情報に乗移り、戦後始めた個人の古紙回収業者がそのまま市委託業者となり、古紙回収を切り離して委託を受けて秩序が保たれていたのを相場が暴落。ちり紙交換古紙回収業がいなくなり、市で回収するようになり、古紙相場が回復し、ハッキリと決めてなかったので業者の懐に。鬼の会が知った頃の相場は最高の相場。これを問題に関東地方の業者の古紙回収利権獲得に手を貸した。別に正義感から行動したものでは無いと、違う立場からみた論証。
当初の参入に失敗した業者の方がその後、市に掛け合ったら担当者に親切にされ、許可を受けた方がいます。
自殺未遂者の方には気の毒ですが、金の問題を鬼の会の新規参入に期待したがハズレ、悲観しての行動と思われる。鬼の会が成功しておれば 自殺未遂など避けえたであろう。鬼の会は自殺未遂者さんに謝れ。私にも謝れ。軽い金儲けを隠して、反社らしく装って行政に話を附けられるとのチンピラ如きをするな。まだまだある。

Posted at 10:31:08 2019/12/26 by 桃太郎1号

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kage


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