市長選④

2019/11/19 (Tue)
市長選④米沢に来る観光客が400万人越えと中川陣営ではアナウンスしているが、数年前に「どのようにして観光客数を把握しているか?」と市観光課に質したことがある。回答は「米沢の観光地に訪れた人数を足した数字」とのことだった。
即ち、城史苑に30万人の観光客が来て、上杉神社を参拝し、上杉御廟所を観て、小野川温泉に泊まれば120万人が米沢市を訪れたことになるカウント方法だ。
道の駅米沢の来訪者数の200万人はある程度信頼出来そうだが、その結果城史苑の赤字が900万円は聞くが、まちなかの商店が潤った話などは聞いたことが無い。
「道の駅米沢」の初年度は、ふるさと納税から約1億円を援助しているし、指定管理者に支払う経費は2年目も市で負担している。
数年前、飯豊の「道の駅いいで」の駅長A氏と面談した時「決算はトントンだが、町に年間3,000万円を支払っている」と胸を張った。
その事を勘案すれば、200万人も来訪者のある「道の駅米沢」は、指定管理者の経費を自社で支払い、ン千万円の賃料を市に支払って当然ではないか。
さように「道の駅米沢」に200万人の来訪者が有っても市財政への貢献はないし、まちなか商店へのメリットも無い。出店した極一部の店の利益で舞い上がっている為政者であれば、その資質を疑わざるを得ない。

又、封書の中には近藤候補に対するネガキャンの他に、左図のチラシが入っていて、中川市長4年間に「個人市民税」が増加したことと「財政調整基金」が増えたことをアピールしている。
「個人市民税」は4年間で1億増えているが、増えた原因は安倍施政で景気が上向き賃金が上がったことと、求人が増えたせいで中川候補が威張ることでは無い。それよりもン十億円も歳入の減った事への対策を述べるべきだろう。
「財政調整基金」のグラフに右肩上がりの矢印は酷い。どう見ても右肩下がりではないか。
【続く】

この記事へのコメント

H27に急増していますが,中川勝氏が市長に就任したのは12月なので,氏の功績と言うのは無理がありますね。
Posted at 12:12:11 2019/11/21 by
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