流れを止めよう!!

2019/11/09 (Sat)
流れを止めよう!!市長選投票が11/24に行われるが、市民の盛り上がりは余り感じられない。しかし、自民党から金が入ったのか今月になってからは中川陣営の動きに活気がみられ、選車もどきの宣伝カーが「流れを止めるな」と町中を流している。
何を止めるなと言っているのか意味不明だが、米沢市の現況に注目してみよう。

【米沢市の人口】
上記グラフが示すように、平成27年に8万6千10人の人口が、先月末では8万38人で、年度末では7万人台に落ち込む事が確実視されている。
殆どの市町村が人口減少に歯止めの掛からない現況だが、本市の減少率は極めて高い。
【米沢市の工業出荷額】
平成23年の米沢市の工業出荷額は8,090億円で、東北でも4位だった出荷額が平成29年には4,904億円と大幅ダウンで、現在は東根市にも抜かれて凋落の一途を辿っている。
【米沢市の歳入】(市債・繰越金・繰入金を除く)
平成28年には355億円あった歳入だが、平成30年には313億円に激減した。
本市の場合、約400億円の規模で市民サービスを行うが、市税や交付金・助成金などの歳入で足りない分は、借金や預金の取り崩しでまかなう。
海老名元市議は、新市立病院・新市庁舎他で300億円の新たな借金を心配し、「増える借金」と表したリーフレットを作成して市長選候補予定者に名乗りを上げた事は正常な感覚だが、「あおり運転は 危険」と言うのは如何なる感覚の持ち主か?
このような右肩下がりの流れを止めなければ、近い将来に米沢市は二回目の再建団体に落ちぶれるのは必至であろう。
11/24に、米沢市民は「流れを止めるな!!」を謳う候補者を選ぶのであろうか?

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この記事へのコメント

自説に都合がよいようにデータを選んでおられますね。変動(毎年分の値)を示した上で「流れ」を批判すべきです。
「工業出荷額」については,平成17(2005)年から順に7516億,7331億,8061億,8350億,6513億(H21/2009年,リーマンショックの影響),8199億,8075億(H23)と推移しましたが,平成24(2012)年に5355億と激減し,以降は5225億,5682億,5031億,4656億,4904億(H29)と回復していません。(山形県企画振興部『山形県の工業』からデータを引用,億未満を四捨五入)
グラフに示せば一目瞭然なのに,それをなさらないのは何故でしょうか?
「嘘、大嘘、そして統計」ですね。
Posted at 19:07:42 2019/11/11 by
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