ホーミーとは?

2019/10/10 (Thu)
ホーミーとは?ホーミーとは、一人の人間が一度に口笛のような高音のメロディーと、うなり声のような低音の声で歌う、モンゴルの遊歩牧民に古くから伝わる不思議な歌唱法である。
伴奏は2弦の「馬頭琴」を弓(きゅう)で奏でるが、バイオリンよりも柔らかい郷愁を帯びた音色は、なぜか聴く者を懐かしい気持ちにさせてくれる。
過日、A氏宅で「馬頭琴とホーミーの夕べ」と題した、奏者「岡林立哉」氏による演奏会で生のホーミーを耳にした。 誠に不思議な歌唱法で、馬頭琴の音色と融合し、聴く者をモンゴルの大草原に誘(いざな)うが如き一時であった。 モンゴル本国でもこれの出来る人は少ないという。
【奏者:岡本立哉氏のプロフィール】
名古屋市出身、高知県在住。日本で数少ないホーミーで馬頭琴の奏者。
旅先のモンゴルでホーミーの音色に魅せられ、以後繰り返しモンゴルを訪れ技を会得する。



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