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改元に思う

kage

2019/07/25 (Thu)

改元に思う

 平成から令和に改元されほぼ3ヶ月が経過した今日、国民も新元号に馴染んだのか話題に上らなくなったが、小生は「令和」という元号に未だに馴染めない。

 令和おじさんによると、出典は万葉集「梅花の歌三十二首の序」の「初春は令月にして、気淑(きよ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」(大伴旅人)からの引用であると説明した。

 官邸の「梅」と「令」への拘りは何であろうか?

 安倍宗任(あべのむねとう)をご存じだろうか? 奥州の豪族だが「前九年の役」で源頼義軍に敗れて京に連行された時、貴族に梅の花を指さされ「これは何か」と問われると「わが国の梅の花とは見つれども大宮人はいかがいうらむ」
と返し、梅の花は安倍氏の花であると敗者の誇りを示した一首を詠んだと伝えられる。
 そして安倍晋三総理はその末裔に当たることから最高権力者への忖度ではないかという学者もいる。

 梅の花への忖度より馴染めないのが「令」の一字である。辞書では令の意味を一番に「命令する」「おきて」と表し、令嬢・令月など美しい意味と付け足したように説明している。

 そもそも「令」の文字の成り立ちは象形文字で、マの上に・を書き家の中で人がひざまずき権力者の命令に従う姿を現したものだというが、明朝体の活字を作る際に加工のしやすさから今の形になったものだという。

 このように令には命令するとの意味合いが強いことから、江戸時代の改元時に「令徳」が提案されたが「徳川幕府に命令を下すのか」と一蹴されたという。
 このような理由からか、長い日本の歴史の中で「令」は一度も元号に採用されずにきた。ちなみに「和」は20回も採用されている。

 小生の邪推かもしれないが、官邸は梅を称える歌の令月を採用し、令は美しい意味と説明したが、安倍氏「お印」の梅に拘り、令本来の命令する本意が隠され、戦後首相の誰もがやれなかった「改憲」への強い現れと感じられる。

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