大沼デパート米沢店のこと

2019/04/12 (Fri)
大沼デパート米沢店のこと尚山氏投稿のごとく大沼デパート米沢店は中元商戦の終わる今年8月で閉鎖となる。
かつて米沢市が市民ギャラリーとして5階のフロアーを賃借していた時、大沼店長と面談し「大沼としてメリットがあるか」との質問をした。それに対して「来客数は増えたが、売り上げは変わらない」との答えが返ってきた。
このことを踏まえて「只で本を読みたい市民や、只で眺めたいギャラリーの訪問者が増えても、経済効果は生まれない」と小生らはナセバ建設に反対運動を展開した。
又、ナセバ一階の喫茶店も「年8万円」の格安賃借料ながら先頃撤退し、現在出店を募集して、空洞化は進むばかりだ。
「ナセバは図書館と市民ギャラリーの複合施設で、ナセバ建設後は中心市街地の活性化が図れる」と、建設を反対する多くの市民を無視して工事は強行されたが、活性化はおろか小生らの主張のごとくナセバ界隈の衰退は進むばかりだ。
反対を無視して工事を進めた安部市長は野に下ったが、どんな思いでいるだろうか? 又、予算計上に賛成した市会議員の意見も聞いてみたいし、当時安部市長を補佐して昇進した市職員の弁も聞いてみたい。
21日には市会議員の選挙があるので、候補者と接する機会も多いだろうから、議会基本条例で定める、議員としてなすべき「議決責任」と「市長等の事務の執行について、監視する責務」に於いて、「現在の中心市街地の衰退に、ナセバ建設はどうであったか?」との質問をしてもらいたい。
尚山氏指摘のごとく、米沢市は止めどもなく疲弊の道を歩んでいるが、予算執行の責任者である市長も、予算案を議決した市会議員も選んだのは市民であり、市長・市議のレベルが市民のレベルと評される。
米沢市の疲弊の道を止めるには、市民がもっともっと行政に関心を持ち、市長・議員・職員に厳しい意見をぶっつけなければ尚山氏の言う「底なし沼の経済」に落ち込むのは必至ではなかろうか。

この記事へのコメント

ポポロビル解体について
市議選を終えて現職が落選したり、大沼が閉店する事に決まったり米沢にも動きが有るが、わたくし的にはポポロビルの解体後の動きに注目している。ポポロビルがほぼ解体され、子飼いの市議に働きかけて無駄な物を作らせようとしてないか心配している。ポポロビルの所有者の噂はあちこちでよくない話を聞くし、その権力に群がる政治家や建設会社の情け無い姿にはガッカリさせられる。年末には市長選があるが、子飼いの立候補者を当選させれば米沢市の税金をドブに捨てる事になる事を忘れてはいけない!
Posted at 14:09:50 2019/04/22 by シュウ
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