建設業界に蠢く不穏な噂

2013/06/19 (Wed)
建設業界に蠢く不穏な噂鬼の会を見たと二名の方から情報提供があった。その内容は以下の様なものである。
【X1氏の話】
国の緊縮財政と景気の低迷により、発注工事は減少し、小さいパイの奪い合いから受注金額を下げざるを得ず、冬の時代の長かった建設業界であった。
そこに降って沸いたのが3.11復興特需である。
復興特需は災害現地だけに留まらず、業界全体を底上げし、さらにアベノミクスの追い風の恩恵を受けた業者は一気に強気に転じ「市の発注する公共工事入札は不調狙いの高い札を入れること」と話合いをしたんだ。
との事であった。
確かに四中の入札は予定価格に対して一番近い札でさえ一億円の開きがあり、高値に至っては二億円の開きが出る結果となった。当然不調となり工事費の上乗せが迫られ、今議会に上程される。
【X2氏の話】
新文化複合施設はK建設とO建設のJVが落札することになっているが予定工事価格が22億円では儲けが少ない。そこでK建設・O建設と親交の深いS氏に「市長に工事費増額を頼んでくれ」と依頼して4億3千万円強が上積みとなったのさ。
当然S氏には両建設よりバックマージンが支払われる事になっている。
以上の話はあくまでも自称業界通という人の話で、当会として確証がある訳では無いが良く出来た話である。
田沢コミセンで断言した、山口部長の「余程のことが無い限り増額は無い」と言い切った"余程の事"とはS氏の横槍であったとすれば妙に納得が行く。
新文化複合施設の予算額は昨年12月の時点で20億円、今年2月の基本設計から再度積算した額が22億円で、今回震災特需を主な理由に更に4億3千万円強上積みした訳だが、考えてみれば復興特需と言っても震災が起こったのは2年3ヶ月も前の事である。
当然今年2月に特需は折り込み済みであったろうから、疑問は大きくなる。
今月20日には予算特別委員会が開かれ審議される訳だが、各市議には市民が納得出来る増額の原因追及を期待する。

予算特別委員会傍聴記≪ | HOME | ≫呆けたか!!山口昇一企画調整部長
この記事へのコメント

S氏の横槍では在りません。
ご主人様の部下が無能な為(ご主人様に似て)S市の意向に反した予定価格を算出した結果です、ご主人様に積算価格の適否を判断する能力を持ち合わせていません、S氏意向に沿った価格かどうか当然判断できません。
他の入札結果を見て下さい、予定価格内で落札されています、去年の4中解体工事を見て下さい、あの解体工事を僅か6千万ほどの金額で受注しています、東日本大震災の後です人件費の高騰(市内の作業員の人件費はさほど上がっていない)後の仕事です。
S氏はコツコツ小金をバックしてもらうより大きい金額の動く案件で、一気に懐に収めたいのです、ご主人様にはとても理解不能です。
金持ちに逆らうとろくな事がありませんよ、虐められますよ、ご主人様をそんな目に遭わせないでください、ポチも被害を受けます、どうせ負担は市民です、みんなで負担すれば僅かな金額です、ご主人様を選んでくれたのは、貴方達市民です。
Posted at 09:51:05 2013/06/19 by ポチの力
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