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滅び逝く街

kage

2018/10/17 (Wed)

滅び逝く街

 かつて繁栄を誇った「平和通り商店街」であったが、車社会と共に大型店舗が郊外に出店するに至って「滅び逝く街」の体を晒し、繁栄の象徴であるアーケードは、この度撤去されることになった。

 当会は、一昨年前から「老朽化したアーケードは倒壊の恐れあり」とその危険性を進言していたが「市所有の施設ではない」を理由に静観を決め込む行政であった。
 商店街は、かつて多数の組合員も現在では数人となり、撤去する資金難からアーケードは放置されていたが、「危険である」との世論の高まりから、この度商店街有志と市の費用負担で撤去に至ったのである。

解体 DPP_1005.jpg

 「これで一件落着、めでたし・めでたし」とはならないであろう。
 安部施政は平和通り商店街付近を「中心市街地」と銘し、図書館(ポポロ跡地)・まちの広場・歴史公園(天満神社)の整備による相乗効果による活性化を謳い、30億円もの投資を行った結果の「アーケード撤去」である。
 安部施政を引き継いだ中川市政であるから「中心市街地の方向性」を示すべきであるが、「民間が考える事」と我関せずである。
 それに、安部構想を承認した市議団は「もう過去の事」と責任感のかけらも無い。

 今は亡き、かつての「社会福祉法人あづま会」松田俊春理事長は下図の構想を提示した。正に中心市街地活性化構想ではないか。

中心市街地

 しかし、此の素晴らしい構想を市・商工会議所・平和通り商店の誰もがな「見たことがない」と口を噤(つぐ)むのである。是には「使途不明の公金があり、公になると困る人が多数居る」との情報から調査を行ったが当会の手に負えるものではなかった。

 かように、有志が本市の発展を望み種々の進言を行った場合、「闇の力」が働き、計画は潰されるのが過去の例であり、これが「ザワ衆根性」と言われるものであろうか? 

 小生のこれまでの行動から「足を引っ張る人は多数いるが、手を引っ張ってくれる人はまずいない」との実感を強く抱く昨今である。  

この記事へのコメント

kage

今は、米沢だけじゃなく日本中、郊外に商圏が完全に推移しており、米沢の中央の活気を取り戻すなど夢物語だ。 だいたい、米沢中央に飲み屋さん以外のお店はほとんどシャッター街になっている。 それなのに税金を投入して何をしようと言うのだ?

Posted at 23:51:53 2018/10/17 by シュウ

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kage


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