ふるさと納税と「道の駅米沢」

2018/10/12 (Fri)
ふるさと納税と「道の駅米沢」平成29年(1月~12月)に本市へのふるさと納税額は約25億2千万円で、返礼品の経費を差し引くと米沢市には6億円の自由に使える収入があった。
そこで、その使用内訳を調べてみると、「道の駅米沢の運営支援など」として1億円が計上されている。これには驚き、そして腹が立った。
「道の駅米沢」は、開業半年も経たないのに100万人の来場者が有ったと誇らしげにアナウンスしている米沢市である。これだけの入場者の施設であれば、人間にたとえれば成人した「一人前」と見て良いだろう。
その大人に年間1億円のお小遣いを与えると言うのであるから、「親馬鹿」の誹りを受けて当然と、女優三田佳子が息子に月450万の小遣いを与えていた親馬鹿振りを連想した。
三田の息子は成人しても真面目に働きもせず、親が与える小遣いを充てにして覚醒剤に手を出し、逮捕された。このように独り立ちすべき子に小遣いを与える事が本人の為にならないのは世の認識である。
三田の息子のように「道の駅米沢」を甘やかせば、麻薬に手を出す事は無かろうが、上杉城史苑同様に特定個人の懐を暖め、市民への利益還元は望めないであろう。
米沢市は早急に親馬鹿を改め、「道の駅米沢」には自立を促すばかりで無く、親(米沢市)に喰い前(家賃)を納めさせるのが筋であろう。
飯豊町には「道の駅 いいで めざみの里」があり、駅長の安達氏は「年間3千万円を町に納めている」と胸を張った。「道の駅米沢」の入場者数なら、1億円を米沢市に還元しても良いのではないか。
中川市長も誇らしげに「入場者100万人」の挨拶は止めて、如何にして「道の駅米沢」への投下資本を回収するかに腐心し、その道筋を市民に示すべきと諫言する。

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