花と樹木におおわれた米沢市とは?

2018/10/01 (Mon)
花と樹木におおわれた米沢市とは?本市は、平成20年に「未来に残そう緑の米沢」をテーマとして、30か年期間の「花と樹木におおわれたまちづくり計画」を策定したが10年経過した現在はどうであろうか?
バブル経済華やかし平成元年、当時の内閣総理大臣竹下登は「ふるさと創生一億円事業」を実施し、地方公共団体が自ら主導する地域づくりということで、創意工夫し地域の振興を図る動きが各地で試みられた。
米沢市は松川堤防に芝桜を植え「なせばなる」の文字を表掲したが一年で姿を消した。竹下総理は「創生資金の使い方によってその地域の知恵と力がわかる」と言っていたから、米沢市の行政力はその程度と評価されたであろう。
南陽市にはバラ園、川西町にはダリア園、長井市にはアヤメ・白ツツジ・萩園、飯豊町には百合園があるが、9/29にそれらを陵駕する「やくらいガーデン」(宮城県加美郡加美町)に行ってみた。
やくらいガーデンは総面積15万平方メートル、栽培植物400種類からなる広大な庭園で、広大な敷地に色とりどりの花が植えられ、チャペルもある。経営は某大手企業がバックの株式会社である。

同じ9/29には、米沢で発祥した帝人株式会社の創業100周年を記念するイベントが行われた。そこで「やくらいガーデン」同様に米沢市でも、帝人をバックとする事業展開が出来ないものであろうかとの思いが浮かんだが、ふるさと創生資金の使い方から地域の知恵と力がわかり、それは夢の又夢であろう。
使い方によってその地域の知恵と力がわかる「ふるさと創生一億円事業」と同様に、「使い方によってその地域の知恵と力がわかる」のが「ふるさと納税制度」である。
この制度は事実上税の使い途を国民が選べる訳であるから、地域の知恵と力で有効活用が可能だが、これに関していらだちを隠せないのが官僚(官僚の感化を受けた野田総務大臣)だ。もともと税とは政府(官僚)が徴収し、政府(官僚)が配分し、地方を支配する仕組みだが、「ふるさと納税」が大きくなると政府(官僚)の支配力が弱まる事を懸念してのことであろうが、いずれにしても知恵と力のない為政者の米沢市であるから「ふるさと納税」の使い道も「松川堤防の芝桜」になるのでは?

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