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厭世観!! ①

kage

2018/09/27 (Thu)

厭世観!! ①

 このところブログ更新に気が乗らないが、その理由は仙台高裁の判決結果による厭世(えんせい)観からである。

 ナセバの工事は契約より3ヶ月完成が遅延したが、「原因は12月の降雪・積雪によるものであり、施工業者に責任は無い」として、安部市政は契約した工事費に3,000万円を上乗せして業者に支払った。しかし、工事遅滞が発生したのは10~11月であるから、降雪・積雪が原因では無いことは明らかである。

 ナセバは柱の無い「パネル工法」であり、米沢市の業者にはこの工法による大型箱物施工は経験が無いことから、小生等は当初より「大手ゼネコンを入札に加えるべき」と進言していた。
 すると当局は「雪を熟知している地元業者が有利」として小生等の意見を無視して地元業者に発注したが、案の定工事遅滞が発生すると、「原因は降雪・積雪によるもの」とは片腹痛い。しかも「10~11月の工事遅滞原因に12月の降雪・積雪」とは「馬鹿も休み休み言え」と言いたくなる。

 そこで小生等は「合理的理由の無い公金支出は違法」として行政訴訟を行った。すると一審は「10~11月の工事遅滞原因は12月の降雪・積雪によるものであり、業者に責任は無い」として棄却された。

 すかさず仙台高裁に控訴すると、裁判長は「被控訴人(米沢市)は工事遅滞の合理的理由を述べていない」と小生等の主張に沿った見解から被控訴人に「工事遅滞の合理的理由を述べよ」と求めた。
 しかし、被控訴人は一審同様「工事遅滞は12月の降雪・積雪が原因」との意見を再度述べる術しか無かった。
 10~11月の工事遅滞原因の合理的理由を述べられない被控訴人であるから、「小生等の勝訴もあるか!!」と期待して判決を待つと、仙台高裁も一審同様に「工事遅延の原因は12月の降雪・積雪によるものであり、施工業者に責任は無い」との見解から訴えは棄却された。

 「行政訴訟に法律は適用されず、住民敗訴」は世の常であり、一審より勝訴を期待していた訳ではなかったが、高裁の裁判長が「被控訴人は一審で工事遅延の具体的理由を述べていない」との見解を示したとき「正義の裁判官に巡り会えたか!!」と期待した。
 しかし、一審と同じ理由で棄却されると、高裁裁判長の「被控訴人は工事遅滞の合理的理由を述べていない」との当初文言は一体何であったのか? 単なる国民・住民不満のガス抜きでしかなかったか? 後日何らかの力が働いたのか? と米沢藩士雲井龍雄の「渺然(極小)たる一身・・」の辞世が脳裏に浮かび、大きな厭世観に苛まれることになった。
【続く】
 

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