尚山氏の「○○屋」

2018/07/02 (Mon)
尚山氏の「○○屋」尚山氏ご指摘の通り、「○○屋」と称する老舗店舗が毎年店を畳んで行く現象に一抹の寂しさを禁じ得ない。この度もお菓子の「小川屋」・荒物屋の「西屋」が店を閉じるという。
これも時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、「まちづくり」対策の無能もその一翼を担っていると思う。事ある毎に吉村県知事より「米沢市はまち作りが遅れている」と揶揄される中川市政に奮起を望みたい所だが、人の話を聞かない(理解出来ない)彼に期待しても無理である。
詰まる所「まちづくり」には住民の参加と住民の盛り上がりが不可欠だが、中川市政はどうであろうか?
市立病院建替や市庁舎建替に限らず、「○○検討委員会」などを立ち上げ、委員に学識経験者と称する無責任教授などを加えて「市民の総意」と称して予算が執行され、市民の意見は反映されない。
昨年、米沢市民であるS氏は中川市長宛に「鍛冶川に油汚染が発生している。廃業したM染色の地下オイルタンクに相当量の重油が残っており、それが原因と考えられるので、発生源の特定と残油量の測定を行い、将来井戸水に影響を与えないか調査してほしい」との要望書を提出した。ところが何のアクションも起こさない中川市長に呆れかえったS氏は請願書を議会に提出した。
委員会では不採択とされたが本議会で採択された結果「米沢市地下水技術検討会」が結成され、山大名誉教授2名と技術士事務所代表で構成され、これまで何度か委員会が開かれたが、議事録を見て驚いた。
請願は「油汚染原因の特定と、残油量の測定」に在ったにも関わらず、大学教授は「油汚染原因の特定が目的では無い」・「M染色の地下オイルタンクから離れた所に井戸を掘り、地下水汚染が発生するか観察する」・「地下水汚染が検出された場合は改めて協議する」との議事録内容に「大学教示の脳みそは何で出来ているかと疑ってしまう」
あらゆる事業が、このような手法で進められる中川市政に、市民はもう少し関心を示すべきである。

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この記事へのコメント

こんばんは
同意見です。米沢の大手メインに経済が回っており、それが地域経済悪循環を生んでると思います。上場企業が入り競争で切磋琢磨し廃業になるのとは異なるトンデモナイ状態が米沢市には有ると思います。時期米沢市長選挙と地方選挙と参議院選挙は、きちんとしたビジョンが有り行動が伴う方の当選を望みます。
Posted at 19:39:21 2018/07/04 by タケオ
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