当会への匿名投書

2013/06/08 (Sat)
当会宛てに封書が送られてきた。差出人は匿名だが、その内容に信憑性が感じられることから、原文のまま以下に掲載することにした。今米沢で起こっていること〔雇用について〕
平成23年の二月頃の米新の記事に、㈱米沢相互企画、東京第一ホテル米沢が、経営難に陥り、ある地元企業により資本提供を受けることが決定した旨の記事が掲載された。
記事の趣旨は、提供企業が米沢から唯一のシティホテルの灯を消してはならない、雇用を守るために資本提供をする旨の内容であった。
しかし実際のところ、三月の末にいわゆる企業買収が実施され、本来は雇用を守るはずの約束で買ったはずが実際のところ、約束は反故され、基本50歳以上のほとんど。整理解雇の名目で即刻解雇されたそうである。
解雇された人達は当時8名ほどいたそうであるが、早々に新企業の思惑にはまり、商工会議所内、労研センターに呼び出され言われるまま解雇手続きを強いられたとのことである。
ただ一人この解雇に問題ありと判断した、60代の元社員は訴訟を起こすべく地内の弁護士や、置賜ユニオンなどに相談したが米沢で訴訟を起こすことは無理と判断し、山形地裁に労働審判の申し立てをして司法の判断を仰いだ。
結果、この解雇は整理解雇の用件を満たしていないという結論で企業側が、和解金を、支払うことで和解したそうである、企業側は、当初全員雇用するつもりだったそうだが、予期せぬ震災のためと主張したが通らなかった、つまりは申し立て側の全目的な、勝和解で、同年中に結審したとのことである。
ここまでは良くある事例で平凡な話ですが、何が問題なのか整理すると、この企業の実質のオーナーは、米沢商工会議所の現会頭であり、市と連携して雇用対策にも携わっている。
これは由々しき事態である。
またなぜ当地で裁判ができなかったのか、置賜ユニオンに解決する糸口が見出だせなかったかである、たぶんユニオンにちょこちょこと顔出している市会議員の面々が何らかの利害思惑があり積極的に関与できなかったと推測できる。
また後で聞いた話であるが、ここで解雇された家族が、例の市長宛のお手紙をこの件について投稿したとのことだが、抹殺されたとのこと、何のためのお手紙制度なのか、聞いて呆れてしまう。
私は、この件に興味があり、その後の経過も追っていますが、聞くところによれば、旧第一ホテルの従業員は今となってはほとん、ど解雇され、中には本位ならぬ転属により、パワハラにより、自殺したものもいると聞く、全くひどい話だ。
ここで、浮き彫りとなっているのが、この企業と行政との関わり、社会保険労務士会、弁護士会との関係である、このままでは米沢の雇用は、いわゆるブラック企業の思いのままで、働きたい若者がどんどん流出してゆくことを危惧して止まない。
一市民意見として留め置き願いたくお願い申し上げます。
50代男性、匿名

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この記事へのコメント

50才匿名さんへ
私もこの話を聞いています、試しにこの買収した企業のホームページを見てみました、なんと米沢市長さんや部長さんが仲良く写っていました、相当のなかよしなのでしょう。
聞くところによると、先の自殺をした第一ホテルの元社員の方は、強制的にこの企業で経営する葬儀場で葬儀をしたそうですが、この企業からの参列者はなかったそうです。
ひどい話ですね、仏様の罰があたりますよ。
この買収劇で、以前からホテルと取り引きのあった地元の納入業者さんも、約束を反故され
切り捨てられたと聞きました、商工会議所さん、地元の企業を活性化するのが仕事でしょう。
これでは、匿名さんの言う通り米沢の雇用は最悪の状況ですね、若者はブラック企業により使い捨て、50過ぎれば即リストラ、人口がどんどん減ってゆくのも当たり前たと思います。
米沢新聞さんも、顛末を取材して事実を書くべきだと思います。
鬼の会さん世直しお願いします。
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Posted at 18:17:44 2013/06/10 by
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