米沢のまちづくり「観光事業への協力」②

2018/04/14 (Sat)
米沢のまちづくり「観光事業への協力」②5/3には本市最大のイベントである上杉まつりの呼び物「川中島合戦」があり、合戦場に「上杉武者行列」が行進する。それに上杉神社の「神輿渡御」と続き、小生らは神輿渡御に前田慶次の山車を仕立てて参加し、4年になる。
今年は直江兼続400回忌に当たるので、東北の関ヶ原と言われる「長谷堂の戦い」にて前田慶次が活躍したパフォーマンスを米沢駅前で演じる予定である。
観光事業がもたらす経済効果は大きく、NHK大河ドラマ「天地人」が放映されると、驚愕の数字の恩恵を米沢市にもたらしたことは記憶に新しい。よって主人公にゆかりの各自治体は、NHKに大河ドラマ化運動の攻勢をかけるが、来年はもう既に東京オリムピック噺「いだてん」が決定しているので2020年を目指して次の招致運動が聞こえてくる。
その1
柳川藩(現:福岡県柳川市)の藩主だった立花宗茂は、豊臣秀吉から「鎮西一の武将」、加藤清正から「日本軍第一の勇将」といわれた人物で、藩主になってちょうど400年に当たることから、柳川市は立花宗茂と妻・誾千代(ぎんちよ)を主役にNHK大河ドラマの招致を目指しているとのこと。
その2
岡山市では、幕末の備中松山藩で藩政改革に尽力した陽明学者・山田方谷(1805~77年)のNHK大河ドラマ化を目指し、「全国100万人署名運動実行委員会」を立ち上げ(事務局・岡山商工会議所)署名運動を展開中とのことだ。
米沢市の場合はどうであろうか? 来年は上杉鷹山公入部250年に当たり、「鷹山公を大河ドラマに」との声が多少は聞こえるが、柳川市や岡山市のような自治体や公的機関が本腰を入れなければ、巷のお茶のみ話に終わってしまうので、米沢市・商工会議所・観光協会が「観光事業」にどう取り組むか、真剣に協議してもらいたいものだ。

公文書の扱い≪ | HOME | ≫米沢のまちづくり「観光事業への協力」①
コメントフォーム

この記事へのトラックバック

この記事のトラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)