寒鱈を食す!!

2018/02/13 (Tue)
寒鱈を食す!!
真冬の寒の時期に水揚げされる真鱈は脂がのり、美味しいことから、寒鱈と称され珍重される。酒田・鶴岡では、味噌仕立てにした大鍋に身も骨も内臓も余すところなく入れ、豪快に煮たあつあつの寒鱈汁を提供する「寒鱈まつり」を開催し、多くの観光客に提供している。
小生はこの寒鱈を酒田の魚市場から直接取り寄せ「寒鱈鍋を賞味する会」を開催し、今回で40数回になるが、日本海物はここ数年不漁続きで、値段の方は鱈なのに鰻上りである。
昨年の日本海物は庄内浜では手に入らず、青森の市場から取り寄せるという異常事態だったが、今年は1匹13キロを超える超大物が手に入り、参加者60名で「鱈腹」食べたが、「鱈腹」の語源が気になり調べてみた。
「鱈腹」は、タラの腹部が膨れていることや、大変な大食漢であることからとの説もあるが、「たらふく」の由来は、「足りる」や「足る」など、「十分になる」意味の動詞「足らふ(たらふ)」に、副詞語尾の「く」が付いたと言うのが語源とのこと。
今年は戊辰戦争150年に当たる事から、会津地区から講師を招き、鍋を食する前に「会津藩から観た戊辰戦争」を拝聴した。
会津藩は、米沢藩が「奥羽列藩同盟」(後の奥羽越列藩同盟)の提唱者にして、いち早く新政府に寝返ったことに「裏切り者」との思いを抱(いだ)く方も多いので、講師はそれに触れるのではないかと危惧していたが、その話は出ずに「何故、藩政が逼迫するほど、京の治安に力を入れたか?」を主に、30分の講演だった。

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